出産前（臨月）にお腹が張って痛い「前駆陣痛」は陣痛の練習？！

出産の前兆と言えば陣痛やおしるし、破水などですが、始めて妊娠出産を経験する妊婦さんの場合、陣痛がどんな痛みでどれくらい痛いのかは全くわかりません。

出産経験者のお母さん達に聞いてみても、その痛みについての説明は三者三様であり、皆が口を揃えて言うのは、とにかくものすごく痛いよ〜というものではないでしょうか。

そしてその陣痛の始まりにそっくりで、つい陣痛と勘違いしてしまいがちなのが「前駆陣痛」です。

前駆陣痛は臨月に入った頃から、お腹が硬く張ったり腰周りが痛くなったりして、もしかしてこれが陣痛かもと思わせるようなそんな痛みです。

実際に私も何度か前駆陣痛を体験し、もしかしたらこれが陣痛かもしれないと眠れなくなったり、慌てて入院の準備に取り掛かったことがあります。

一晩中お腹が張り、痛くて唸っていたのに段々眠くなり、寝て起きたらすっかり痛みが無くなっていて、寝不足の夫から冗談で陣痛詐欺だなんて言われたこともありました。

たまたま夜中に前駆陣痛のあった次の日に妊婦検診がありドキドキしながら診察をしてもらうと、先生にまだまだだね〜と言われたり、予定日が近づいてくればくるほど本当に惑わされました。

臨月に入ると体が重くなり出産がますます待ち遠しくなるので、ついちょっとした張りや痛みも気になってしまうものです。

規則的な間隔で段々と強くなる痛みが波のようにやってくるのが陣痛ですが、私の場合は前駆陣痛も15分置き10分置きに痛みがあったりして、まさに陣痛の予行練習といった感じでした。

出産前は不安や緊張もあり心が落ち着かず難しい時期ですが、これは陣痛の練習なんだと思い気長に過ごせたらベストです。

もちろん本当に痛くて我慢できないときや異変を感じたときは迷わず病院へ行くか、病院へ電話して相談することが必要です。

ともあれ中には全く前駆陣痛がない妊婦さんもいますし、本陣痛は前駆陣痛とは比べものにならないほどの痛みですので、出産までなるべくゆったりと落ち着いた気持ちで過ごせたら良いですね。

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