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「ベストポジション」を作らないで授乳するわけ
「ベストポジション」を作らないで授乳するわけ : 1.安心できるベストポジション、作らないほうがいい
赤ちゃんによって、癖ってありますよね。
この抱き方なら、時間帯なら、こういう呼びかけ方をすれば飲んでくれる。
でも実は、最近では赤ちゃんの飲みやすい定位置、いわゆるベストポジションを作らないほうがいいという説がとても有力です。
たくさん飲んでくれると分かっている位置があるのに、どうしてあえて、かわるがわる違う姿勢でおっぱいを飲ませる必要があるのでしょうか。
「ベストポジション」を作らないで授乳するわけ : 2.偏りが出てしまうと…
ベストポジションがあるということは、言い方を変えれば、おっぱいの飲ませ方に偏りがあるということ。
まず、母乳育児のママを悩ませる肩や腰のはり、コリ。
パソコンを同じ姿勢で見ていると肩凝りがひどくなるように、同じ姿勢を保つ時間が長いほど、はりやコリはひどくなってしまいます。
そして、おなじく母乳育児のメジャーな悩みのひとつの、おっぱいの張り。
同じ姿勢でおっぱいを飲ませると、母乳を分泌する乳腺もいつも一緒になってしまいます。
すると、飲んでもらえない乳腺の母乳は古くなり、おっぱいの張りやむくみを誘発してしまうのです。
「ベストポジション」を作らないで授乳するわけ : 3.楽な姿勢が一番だから
赤ちゃんがいっぱいおっぱいを飲んでくれるベストポジション。
ママがその姿勢が楽だからというのも大きいと思います。
授乳は毎日どころか、数時間おきにおこなわなくてはいけません。
違う姿勢で飲ませてはみたいけど、ちょっとしんどいなと感じるなら、ぜひ授乳クッションを試してみて下さい。
新しく買うのが億劫なら、座布団でも代用できます。
赤ちゃんの体重が、普段とちょこっとだけ違う場所にかかるだけで、ママの腕や肩の辛さもだいぶ変わってきますよ。
体育ずわりの要領で膝を立て、ママの足のつけねに赤ちゃんを跨らせる抱き方も、通常の縦抱きよりは体重がかなり分散されて楽ちんです。
おっぱいのセルフケアにもつながる、ベストポジションを作らない授乳方法。
ぜひ試してみてくださいね。
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