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色々ある赤ちゃんの代表的なあざの種類 | ママ必見!妊娠・出産準備・産後の悩み相談室Print

色々ある赤ちゃんの代表的なあざの種類

赤ちゃんのあざには色々な種類があります。

そもそも「あざ」とは、皮膚の一部に赤や黒、茶色といった色がついているように見えるものを言います。

成長と共に消えるあざや、レーザー治療が有効なあざ、中には病気が潜んでいることもあります。

気になったら皮膚科を受診してみましょう。

代表的なあざの種類

サーモンパッチ

赤いあざで、赤ちゃんの20~30%に見られます。

おでこや上まぶた、上唇など体の真ん中に現れます。

あざ自体が盛り上がったりはしていません。

境界線がはっきりしていないあざで、楕円形や逆三角形であることが多いようです。

多くの場合は2才くらいまでに消えます

5歳くらいになっても消えず、気になる場合はレーザー治療が可能です。

ウンナ母斑

うなじや後頭部にできる赤いあざ

あざ自体は盛り上がったりしていません。

半数は3才程度で消えます

残りの半数は大人になっても残りますが、特に治療の必要はありません

いちご状血管腫

未熟な毛細血管が増えたためにできたあざ。

生後1か月以内に斑点やあせものような発疹が出て、あざが盛り上がってきます

やがて、いちごのような真っ赤でブツブツとしたあざとなります。

生後6か月くらいまでは大きくなりますが、その後は徐々に小さくなっていきます。

7才くらいまでに自然と消えることが多いですが、しわや皮膚のたるみが残ることもあります。

その場合、皮膚のたるみを切除する等の処置も可能です。

目や口を塞いでしまうような大きなもの、出血が起こりやすい陰部やおしりにある場合は治療します。

蒙古斑

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黄色人種によく見られるグレーがかった青いあざ

おしりや背中、腰や肩に見られることが多いです。

2才くらいにピークを迎え、10歳くらいまでに自然と消えていきます

まれに色の濃いものは消えないこともありますが、問題ありません。

異所性蒙古斑

腕、お腹、背中、顔など、おしり以外にできる蒙古斑のこと。

少しずつ消えますが、大人になっても消えないこともあります。

しかし、悪性化や他の病気の心配はありません

顔などの気になる箇所にある時は、レーザー治療が効果的です。

先天性色素性母斑

黒いあざ

色が濃くて厚みがあるものは毛が生えてくることもあります。

大きなものは大人になってから悪性化の心配も!

生まれた時に5センチ以上あるものは悪性化の危険があるため切除する必要があります。

カフェオレ斑

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生後間もない頃から見られるカフェオレ色のあざ

全身に6個以上ある場合を言います。

遺伝性のレックリングハウゼン病が隠れていることも!

乳幼児の頃はあざのみで、成長と共にあちこちの神経に腫瘍ができたり、脳や目、内臓に影響が出る場合もあります。

大きな茶色いあざがある時は、アルブライト症候群の可能性も!

骨折、骨痛、骨変形など骨の異常が見られるので発達に影響が出てきます。

扁平母斑

境目がはっきりとした茶色のあざ

あらゆる所にでき、大きさや形も色々あります。

自然に消えることはありませんが、悪性化になるようなこともありません

女の子は将来気になることもあるかもしれません、レーザー治療が可能であることが多いです。

このように、あざには沢山の種類があります。

ちなみに、赤ちゃんのあざと妊娠中の生活環境に関係性はありませんので、決してママは自分を責めたりしないで下さいね。

治療が可能なものも多いので、是非皮膚科医と相談してみましょう!



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