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育児体験記 いつもと違う変な咳の正体は「クループ」だった!
それは長男が2才4カ月、長女6カ月の事でした。
いつもの風邪のように長男は38度台の発熱、そして長女は産まれて初めて37度後半の微熱が出ました。
長女の初めての発熱が少し気になりましたが、最初は熱以外の症状が見当たらなかったので少し様子をみることにしました。
「クループ」の特徴は独特な咳
翌朝、二人とも何だかいつもの「ゲホゲホ」といった咳とは違う変な咳が!
水族館にいるアシカの鳴き声のような、言葉では表しにくい独特の咳です。
熱も下がっていなかったので、急いでかかりつけの小児科へ行きました。
診断の結果は二人とも「クループ」というものでした。
この病気の特徴は何と言ってもこの独特な咳です。
よく「犬の遠吠えのような咳」だとか、「ケンケンという咳」だとか言われますが、私には犬というよりもアシカの鳴き声に聞こえました(笑)
いつもとは明らかに違うおかしな咳なので、受診の判断がしやすかったです。
さてこのクループですが、病名の可愛さに反して、月齢が低い赤ちゃんがかかると呼吸困難や窒息が起こるかもしれないというとても恐ろしい病気です。
咽頭に炎症やむくみが起こるらしく、早く治療を始めないと急激に進行して危険な状態になることもあるそうです。
容体急変や呼吸困難に注意が必要
長女はまだ6カ月と月齢が低いので、夜中の急な呼吸困難に注意が必要と言われました。
夜中の容体急変や呼吸困難等に備えて、かかりつけの先生はあらかじめ救急外来の紹介状を書いておいて下さいました。
かかりつけの先生からは、
・呼吸が苦しそうだったり、おかしいと感じたらすぐに紹介状を持って救急外来へ行く事
・夜間の異変に気がつくよう、夜は電気をつけたまま隣で就寝すること
・できるだけ上体を起こして寝かせること
これらの指示がありました。
いつもと違う独特な咳が始まったら受診
産まれてから今まで特に病気やトラブルが無かった長女だったので、今回の事の重大さにビックリしつつ…
この日からしばらく夜は電気をつけて就寝しました。
幸い呼吸困難等はなく、二日後くらいには二人とも熱が下がりました。
しかしアシカの鳴き声のようなこの咳は、完治するまでに5日くらいかかりました。
やはりクループも多少食欲は落ちるので食べられるものをあげ、脱水にならないよう水分をたくさん与えました。
また、体が温まると咳が出やすくなってしまうので、なるべく薄着で過ごさせました。
いつもと違う独特な咳が始まったら、迷わずすぐに受診しましょうね。
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