注意!赤ちゃんの誤飲が多いもの 4選
注意!赤ちゃんの誤飲が多いもの 4選
生まれた時は眠っているだけだった赤ちゃんが、寝返り→ハイハイ→つかまり立ち→あんよと成長していくにつれ、行動範囲も広がっていきます。
そこで注意したいのが赤ちゃんの誤飲です。
赤ちゃんは見るもの触るもの何でも口に含んでしまうという時期があります。
それは決して悪いことではなく、手よりも口の方が動かしやすいから舐めてしまうだけのこと。
また、「これは何かな?確かめてみよう」という好奇心の現れでもあります。
歯が生えてくるとその小さな歯で引きちぎることもできるようになりますので、赤ちゃんが口に含んでしまいそうなものは隠す、高いところに置く、家具の配置を変える工夫をして誤飲対策をしましょう。
特に注意が必要なものを以下にあげます。
硬貨
赤ちゃんが掴むのに丁度いい大きさです。
針のように尖っている部分がないとはいえ、喉に引っかかって呼吸不全となる場合もあります。
運良く喉や食道を通過した時は、うんちと一緒に出されるのを待つしかありません。
しかし、病状によっては全身麻酔で取り出すことになります。
タバコ
硬貨と同じくらい誤飲の多いタバコ。
乾いたタバコは赤ちゃんがパッケージを食いちぎってしまわないか、食べてしまわないか注意してください。
吸い終わったタバコと灰皿は赤ちゃんの絶対手の届かないところに置いてください。
タバコの誤飲で恐ろしいのは、ニコチンです。
タバコ1本に含まれるニコチン量だけで、赤ちゃんを死亡させることもあります。
タバコを誤飲してしまったら、まずは吐かせること。
顔色に変化がないかを見て、必ず病院に連絡しましょう。
中毒症状が起こっていないかどうか確認してもらいます。
紙、ビニール類
誤飲してしまったら、うんちと一緒に出されるのを待つだけです。
ただし口内に残っているものは出来る限り取り除きましょう。
中毒症状を起こしたり、器官を詰まらせたりと危険な要素はありませんが、赤ちゃんが次回誤飲しないよう反省しましょう。
ピーナッツ
食品ではありますが気管支に入ると呼吸不全を起こし、最悪の場合死に至ります。
お父さんが食べているおつまみに手を出したと思ったら、実は食べていたということが多いようです。
おつまみを食べるなとは言いませんが、赤ちゃんが口に入れやすい大きさだということをお忘れなく。
誤飲が多く発生するのは夕方頃というデータがあります。
お母さんが夕食の支度にかかって目を離している時間帯です。
家事に忙しいお母さんは常に赤ちゃんの行動を見てあげることはできません。
誤飲は工夫次第で防げる事故なので、赤ちゃんにとって危険なものは取り除いてあげましょう。
スポンサードリンク