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~幼児期のおねしょ~
トイレでおしっこが出来るようになってからも、夜パンツで寝かせるのは勇気が要りますよね。
特に、冬場や梅雨時だと洗濯物も乾かないし、度々お布団を洗うのも大変です。
昼間はパンツに、漏らしてしまうことがなくても、なぜか夜の間はお漏らしをします。
幼児期のおねしょは、単純に寝てから起きるまでの長い間トイレに行かないからという理由が大きいようで、夜間膀胱に溜められるおしっこの量よりも寝ている間に作られるおしっこの量の方が多いと、溢れてしまって無意識に漏らしてしまいます。
おねしょをしても、全く気付かない子も多いですが、それは睡眠が深いからです。
幼児期のおねしょは、生理的なものなので何の心配もいらないし治療も必要ないそうです。
でも5~6歳を過ぎても、頻繁におねしょが続くというのは、やはり何かしら発達がうまくいっていないということで、夜尿症として生活指導や投薬が必要だそうです。
~おねしょは心的ストレスなどの影響も~
原因としてはいくつかあります。
親にひどく叱られた翌朝にしてしまったり、4月新しいクラスに変わったことで緊張したり、家庭環境が変わったりといった心的ストレスによっても起こります。
幼児期は、子どもながらに色々と敏感に感じ取って気持ちが不安定になっているのでしょう。
早寝早起きの生活リズムを作ることが、幼児期に夜尿からの自立において一番大切なのですが、近頃は習い事などもあるし、親の夜型の生活リズムに子どもも巻き込まれることが多いようです。
また抗利尿ホルモンの乱れも原因のひとつです。
夜尿症の場合、夜間にたくさん分泌されるはずのホルモンが少ないため、夜間の尿量がとても多くなってしまって溢れてしまうそうです。
このように、神経やホルモンの成長発達の遅れによって、夜間のおしっこの量を調節できなかったり、年齢の割りにおしっこを膀胱に溜められなかったりします。
また心的ストレスや冷えも原因となっています。
最近は冷え性の子どもがとても多いと聞きますね。
おねしょは夏より冬の方が多いように思います。
~さいごに~
おねしょをされたら嫌だからといって、夜中起こしてトイレに連れて行くのは余計に悪化させるという話を聞きます。
それは睡眠リズムが乱れて、抗利尿ホルモンの分泌が不安定になり、ぐっしょり型のおねしょにつながるからだそうです。
また幼児期におねしょをする子は、昼間も比較的おしっこの間隔が近いと言う特徴もあります。
子ども自身も、おねしょをしてしまうことを恥ずかしく思っているものなので、叱ったり追い詰めるような言い方をしたりしないように注意しましょう。
また、さっきも書いたように「おねしょで病院!?」と思わず一度病院にかかってみたらいいと思います。
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