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2歳児前半のイヤイヤ期の特徴と育児

2歳児前半のイヤイヤ期の特徴と育児

『魔の2歳児』う言葉を耳にしたことはありますか?この言葉は『イヤイヤ期』を まさしく象徴している言葉といえます。

最近『イヤイヤ』がひどくて、ワガママに困っているという悩みを持つママが多く現れるのが、この2歳児です。

しかし、それは全部がワガママなのでしょうか?

―きいてきいて、これは?これは?―

子どもの発語時期は個々で違いが大きく見られますが、2歳児前半になると、喃語ではなく単語が出始め、気持ちや言葉を単語で伝えられるようになってきます。

2歳児の子どもは、覚えたての単語を嬉しそうに何度も言ってみたり、自分の知っている単語と新しく耳に届いた単語、今見ている物等をつなげるために「これは?これは?」と、色々な物を指さしながら聞いて見たりするようになります。

2歳児の『イヤイヤ』の時期は、自分で言葉に出せないだけで話している内容やかけられている言葉をよく理解しているのが特徴的です。

その為、理解して分かっていることと伝えたいことのギャップにストレスを感じてしまいます。

―ママに…うまく伝えられないよ!―

2歳児に多くみられる『イヤイヤ』は、伝えたくても伝えられないというギャップからくる『イヤイヤ』です。

まだうまく言葉に出す事が出来ないため、どう伝えていいか分からないので、『指さし』をしたり『泣く』ことで伝えるしか出来ないのです。

うまく汲み取る事が出来ればよいのですが、ママもどうしたら良いのか分からず、やがて『イライラ』から『イヤイヤ』繋がってしまうことも少なくないと思います。

それでは、子どももママも辛いですよね。

―2歳児前半の時期は、根気と我慢!―

そんな時は、根気強くママが「これは?」をして色々な事を聞いてみましょう。

1歳児の時よりも2歳児は、こだわりが強くなり、正解するまで泣き続けて『イヤイヤ』となることもありますが、とにかく2歳児の『イヤイヤ』の時期は、『根気強く』、『我慢強く』です。

どうしても『イヤイヤ』と泣きやまない時は、「そっか。ママとお話したかったよね?ごめんね」と、抱っこして抱きしめてあげるのも良いです。

その場で意識をそらしてあげるというのが難しくなってきますので、ベランダに出てみたり、お外へ出てみたりと環境を少し変えてあげるのも良いでしょう。

また、お風呂等の生活の節目へ促してあげる事で『イヤイヤ』が落ち着く事もあります。

ワガママでママを困らせたくて、『イヤイヤ』しているわけではなく、もっともっと『自分の事を知ってほしい』、『ママとお話ししたいよ』という、2歳児の子どもからの大切なメッセージなのだと向き合ってあげて下さい。



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