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子どもに遊んだおもちゃを、片付けさせる習慣をつくる方法

子どもに遊んだおもちゃを、片付けさせる習慣をつくる方法

~遊んだおもちゃを片付ける習慣をつくる~

子どもがおもちゃで遊ぶことは学ぶことと同じです。

ままごとセットのニンジンを皿にのせて食べるふりをすることで料理や食事について学んでいますし、人形をお世話して服を着替えさせることで、脱衣や服をたたむといった生活習慣を覚えていきます。

大いに遊んで様々なことを吸収して欲しいという親の願いから、ついつい成長に合わせてたくさんのおもちゃを買ったりします。

そして、祖父母などからもらったものを合わせると、気がつくと相当なボリュームになり、リビングの端にあったおもちゃ置き場は今やかなりのスペースを占領するようになってきました。

我が娘は、おもちゃを出してきては少し遊び、そのままの状態で他のおもちゃをまた引っ張り出してくることを繰り返すため、気がつくと「足の踏み場が無い」状態になってしまいます。

せめて他のおもちゃで遊ぶ際には、それまで遊んでいたものを自分で片付けるよう、根気よく言い聞かせてみようと試みたのですが、なかなか上手くいかず、毎日散乱したおもちゃをイライラしながら片付けていました。

そんな中で娘と試行錯誤しながら見つけた我が家での片付けのルールと工夫3つ紹介していきます。

①決まった歌を歌いながら片付ける

散らかった状態をみるとイライラしてしまい、どうしても「早く片付けて!」と怒りっぽくなってしまうと、娘も敏感に察知して「イヤ!」といって拒否したり逃げてしまう悪循環が続いてしまいます。

そこで歌を歌って、気持ちをゆったり持つように努めました

歌と言っても、「おかたづけ~おかたづけ~」と繰り返すだけのものですが、出来る限り楽しい雰囲気になるようにし、決まった歌を歌い続けることで、慣れると自然に動けるようになってきます

子どもの順応性の高さに驚きました。

②おもちゃのジャンル毎に小分けにして片付ける箱を用意する

それまでは大きめの箱におもちゃをまとめてしまうようにしていましたが、おもちゃが増えてくると、1つでは足りなくなりました。

さらに1つに詰め込むとおもちゃ箱の下にあるおもちゃを出すために他のおもちゃまで出して、余計に散らかってしまいました。

そこで、小分けの箱を用意し、ブロックやミニカー、ままごと道具といった種類毎に入れるようにして、その遊びが終わったら箱に入れるようにして、こまめに片付けることを習慣づけました。

③子どもが片付けやすい高さの棚を設置し自分でしまうよう促す

②で紹介した小分けの箱を並べるため、収納棚を設置しました。

その際に、高さを3段と低くすることで子ども自身が手の届く範囲に留め、自分で片付けられるよう環境を整えました。

するとすぐに、ものの場所を覚えて、今では異なるものが入っていると自発的に入れ替えています。

このような3つの工夫をしても、子どもですからその時の気分によってやらない時もあります。

しかし、以前に比べ、格段に片付ける確率は高くなりました

同じように悩んでいる方がいらっしゃれば、子どもが気持ちよく片付けられるようおもちゃの置き場所や収納等を一度見直してみてはいかがでしょうか。



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