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親の一方的な態度が子どもに意地を張らせている

親の一方的な態度が子どもに意地を張らせている

意地を張る子どもは親の態度に不満

意地を張る子どもは親に対して多くの不満を抱いています。

そして何か言われると、その度にビクビクしてしまうのです。

「なによ、また私に文句いいたいんでしょ」、「僕のこと全然信じてくれないんだから」という不満をもった気持ちで親を見ています。

そして子どもは「また私のせいににしているのでは?」「僕じゃないのに」と思っているのです。

つまり、親が子どもを一方的に責める態度がある以上、子どもは親の話をまともに聞くことはありません

これは他人に対しても同様です。

意地を張る子どもの陰には「不安」が隠れている

そうした子どもの感情を意識しない大人や親は「それだけでどうして怒るのか」「そんなに反発しなくてもいいじゃないか」と思います。

すぐ怒る子は、いつも自分の存在が脅かされるのではないかと感じ生活しています。

それは、また大地震が起こるのでは?と不安に思って過ごしているようなものです。

そんな時、「あれー麦茶こぼしてる。これあなたでしょ?」と聞かれた時どんな気分になるでしょうか。

「また僕のこと責めてる」そう思うと腹立たしい気持ちになります。

「あなたのなりふり構わずなところはお父さんにウリ二つね」「そうやって勝手にしてなさい。困るのは自分だからね」といった文句を言い返してしまいます。

そういった場合は、関心を持って子どもの内面を見てあげましょう。

小学生の高学年になってくると、あどけなさも失われ、子どもが意地を張ると、知らずに感情的になってしまいます。

親が受け入れることで意地を張る子どもも変わる

とは言っても親より体は成長しても、 未だ子どもです。

その部分を親は認識して、やさしく語りかけてみて下さい。

よくやったね」「こらえてたんだね」「ありがとう」「ごめんねといった些細な短い言葉でいいのです。

意地を張る子どもは、自分のこころを知っています。ですので、すんなりとその場を受け入れる工夫が重要です。

子どもは生まれながら、あらゆるキャパシティを備え持っています。

うわべの行動だけで、子どもを評価することは回避しましょう。



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