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親に嫌われたくないと子どもが必死で言い訳をするのは、信じてほしいから・・・
親の何気ない一言で子どもは「嫌われたくない」と不安に思うようになる
子どもは誰だって、親に愛されたいものです。そして、母親から嫌われることを恐れているのです。
親は、子どもの帰りが遅くなると
「遅かったのね。ふざけたりして、先生に残されたの?」
と言ったりします。
また、子どもが元気がないと
「今日は、学校で何かイヤなことでもあったの?」
と聞いてしまったりします。
すると、いわれている子どもは、次第に親に負い目を感じていくのです。
そして、親に嫌われたくないあまりに、言い訳がましい子どもや、自己弁護するような子どもに、成長していくのです。
言い訳は親に信じてほしいと叫んでいる子どもの声
そして、言い訳がましい子どもの親は、たいがい心の中に不安定な気持ちを抱いていることが多いようです。
そのため、子どもは親が「自分を信用していない」ということを心得てしまうのです。
例えば、子どもがちょっとしたいたずらをした時でも、子どもは自分を守ろうとして、言葉をつかい分けたり、正当化するために事情を説明したり、自己弁護したりします。
親は、子どもがそのような行為をしていると、「ずるい子だなー」と思います。
しかし、子どもの言い訳が激しければ激しいほど、「お母さん、ぼくを信じてよー」と心の中で叫んでいるのです。
ずるい子だと思われて、母親に嫌われてしまうのではないかと、内心おびえているのです。
子どもにとっての言い訳は、「親に絶対に、信じて欲しいという」という訴えもあるからです。
また、言葉をつかい分けたり、正当化するために事情を説明することは、自分を守るための一つの知恵なのです。
子どもの気持ちを汲み取ってやることで問題が解決することもある
子どもが落ち込んでる姿を見せたときなどは、
「今日は、疲れたでしょー」
と声をかけてみて下さい。
また、子どもの帰りが遅かった時などは、
「何にもなくて良かったー。大好きな飲み物、用意するからねー」
と語りかけるのもいいでしょう。
子どもが、文句ばかり言ってきたときは、
「そうだったんだー。よく辛抱したのねー。本当いい子だねー」
と言ってあげましょう。
親が、気持ちをくみとってくれた時、子どもの言い訳はなくなります。
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