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「おっとりした子ども」は親の接し方で自分に自信が持てなくなる
「おっとりした子ども」には理由がある
物事を処理するのに、時間がかかる子どもは、動作が「おっとりしてる」ことで自分の考えや思いを伝えています。
子どもの動きが「おっとりしてる」と一方的に断定する大人に、問題があります。
どうしてかと言うと、自分の好きな事や、興味があるものならば、子どもは動作が素早くなるからです。
動作がおっとりしてるのは、好きな事ではない、または興味がないからです。
そうでない場合、親に対して、「おもしろくない気持ち」があるからです。
親が「おっとりした子ども」にしてしまっている
親は、子どもを受け入れて、注目して見てあげれば、 必ずや自信を持った子どもに伸びていきます。
不安がらずに子どもを辛抱づよく見てあげましょう。
子どもが「私は、何だかやる気が出ない」とか、「とにかく僕は、自分に自信がないんだ」と感じている時は、用心してください。
親の尺度で「おっとりしている」と判断していないか、今一度心の中を内観してみて下さい。
親が時間に余裕がなかったりした時、子どもの動作全部に関心の目を向けたりします。
それは、親のどうすることの出来ない感情を、子どもに放出しているからなのです。
心に余裕がない親は、子どもの全てに不満足なのです。
子どもが親を満たしてくれないと、「遅い、遅い」とか「早くしなさい」と叱ります。
そして、子どもを責めたてることで、自分の心を落ち着かせようとするのです。
そういった親の価値観の中で、憎しみや苛立ちの感情をもって、子どもに話しかけていると、自信をもてない子どもに育ってしまうのです。
子どもは、太っていても、運動神経が鈍くても、自分が要求していることや、好きな事、興味をもっていることには、スピーディな行動を取ります。
例えば、子どもがお腹を空かせている時を、思い出してみて下さい。びっくりするほどの速さで、食べてたりしていませんか。
「おっとりした子ども」は忍耐強い自分を持っています。
「待ちきれなくなっちゃったよ。早くしてくれないかな」など、 気配りのある言葉で、助言してあげて下さい。
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