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親に対して闘争心溢れた無視する子どもは必死で自分を守ろうとしている
怒られた子どもがふてぶてしい態度をとっているときは投げやりになっている
本当なら、親に怒られた時は
「ほんと、こわいよー」
とか
「あー、もうどうすればいいのだろ」
とか、子どもは不安な気持ちになります。
おどおどしたりするも、その一つです。
不安だから、子どもは泣いたり、あやまったりして、気持ちを落ち着かせようとするのです。
そして、子どもがそれと引き換えに行われるのが、フンっとそっぽを向く行為です。
フンっとそっぽを向く子どもは、心の中で
「私、お母さんに嫌われたっていいんだ。どうでもいいのだから」
と思っています。
このような一転してふてぶてしく、突き放したような態度をとってしまうのです。
こうした子どもは「謝ったって、もう遅いよー」とか「あの子もこの子も、僕のせいだと思ってる」と内心思ってます。
そして「いまさら、どうしたいの」といった気持ちと、いままで山積みにしてきた怒りとがダブったときに、このようなフンっといった態度をとったりします。
子どもが闘争心の溢れた無視をするのは親にもっと自分を思いやってほしいという気持ちの表れ
このような子どもは、自分を思いやってくれない親に対して、不満の気持ちをもっているのです。
ですので、そのような子どもに対して、きつく怒ったり、叱ったりしても効果がありません。
こうした親と子の関わり方には、親子の関係が、引き裂かれている場合があるのです。
子どもと親の絆が、しっかり結ばれていないのかもしれないのです。
子どもが親を容認したくない時には、フンっとそっぽを向くことで、子どもは自制心を保っているのでしょう。
よく大人でも、フンっとする人がいます。けれども、そういった人は劣等感がとても強かったりするのです。
また負けず嫌いなんだけども、心の中はたいへん繊細な神経を、兼ね備えた人だったりもします。
そういう子どもは、親が次から次へとダメ押ししてしまうと、知らん顔や無気力、闘争心溢れた無視をしたりします。
そうして、必死で自分を守り通そうとします。
そして最終的には「どうでもいいや」と開きなおってしまうのです。
このことを思いやらずに、身勝手に親がガミガミと叱ってばかりしていると、親と子の絆は、より一層ややこしくなります。
そうして、親がそのことに気が付いたときには、元のとおりにはできないところまで、きてしまうかもしれないのです。
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