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風邪として見過ごされやすいが早期発見が大切な 『心筋炎』
風邪として見過ごされやすいが早期発見が大切な 『心筋炎』
医学が発達した今、病気やウィルスには驚くほど沢山の種類が存在します。
その中から診断するお医者さんは本当にすごいと思います。
「心筋炎」という病気をご存じでしょうか?
名前くらいは耳にしたことがあるかもしれませんね。
これはウィルスの感染により「心筋」という心臓の筋肉が炎症を起こす病気です。
10万人に8人という頻度で発症が見られるそうです。
急激に症状が進行した時は死亡するケースもある、油断できない病気です。
最初は風邪によく似た症状
あまり多くは見られない病気ですが、もし我が子が発症した際にどのような症状が現れるのか知っておいて損はないと思います。
最初は、発熱、咳、頭痛、咽頭痛、倦怠感のような風邪によく似た症状、はしか、インフルエンザなどの症状があるそうです。
その後、数日から1週間くらいの間に下痢、腹痛、動悸や胸痛、呼吸困難、関節痛、筋肉痛、ミルクの飲みが悪い、嘔吐などの症状が出始め、元気が無くなってきます。
肺炎や気管支炎のような症状から始まることもあるようです。
また、以下のような症状が出始めたら心筋炎を疑って受診した方が良いかもしれません。
・脈が早い、遅い、乱れている
・熱が無いのに元気が無い
・熱が上がったり下がったりする
・手足が冷たい
・息切れ
・仰向けになると苦しい
早期発見が大切な心筋炎
重症化すると、全身がむくむ、意識障害、ショック状態となり、大変危険な病気です。
診察する時に心筋炎を懸念して診察する医師が少ないため、風邪として見過ごされやすいのだそうです。
早期発見が大切で、心筋炎の種類によっては急激に進行して危険な状態になることも!
診断がついたらすぐに集中治療が可能な施設で治療を受ける必要があります。
まれに、症状がほとんど出ずに治ってしまうこともあるそうです。
一度心筋炎にかかると不整脈などの後遺症が残ることがあるので心配な病気ですね。
風邪の症状に似た病気は沢山あります。
しかし、日頃から赤ちゃんの様子をよく見ているママが少しでも「おかしい」と思った時はかかりつけを受診しましょう。
家での様子などをお医者さんへ伝えると、より診断しやすいと思います。
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