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陣痛が始まって分娩室に移ったけど、「まだいきんではダメ」と言われた!?
陣痛が始まって分娩室に移ったけど、「まだいきんではダメ」と言われた!?
いよいよお産が始まりました。
最初は余裕~だったけど、ゴツンと恥骨のあたりにあたるようになってから気持ち悪い、おしっこしたい、うんちが出そう・・・。
助産師さんは時々来るけど、まだいきんではダメと言う。
しんど~~い!!
夫はおろおろするだけで、お尻を抑えてもらうのはありがたいけど頼りにならん。
ここで写真をとるのはやめて~。
夕方、手術着を来た先生がやってきた「元気に赤ちゃんを産もうね」と言いながらどこかに行ってしまった。
「元気に赤ちゃんを産もうなんて」こっちはいっぱいいっぱいなのに・・・「早くいきみたい」
元気に赤ちゃんを産むとは
元気な赤ちゃんの誕生は最初の泣き声で確認できる。
分娩室に移った段階で胎児の心拍はずっとモニターをつけてるので確認できる。
時々ゆっくりになるからちょっと心配。
元気な赤ちゃんでも陣痛の時は心臓の拍動がゆっくりになります。
これは陣痛の時に産道で頭が圧迫されるので徐脈になるからで、すぐに回復すれば大丈夫です。
ママも苦しいけど赤ちゃんも苦しいのです。
いままで味わったことのない痛みでいっぱいいっぱいになっても、陣痛と陣痛の間で酸素を沢山とりこみましょう。
酸素がたくさんもらえると赤ちゃんは少し楽になります。
どうしていきんだらいけないの?
陣痛が始まると赤ちゃんの頭が下がってきて骨盤内の神経を刺激します。
骨盤内の神経は便意、尿意を司っているので、自然といきみたい感じになってしまうのです。
子宮口が全部開く前にいきんでしまうと赤ちゃんの頭への圧迫が強くなり、赤ちゃんの元気が無くなってしまいます。
赤ちゃんの元気がなくなると仮死状態になってしまいます。
とは言いながらもいきむ事が止められない時は、力の出口が肛門のあたりになるイメージで軽くいきむようにしましょう。
妊娠中に排便をするイメージに近いです。
「はぁ、はぁ、ふうーんです」
自分なりの乗り切り方を考えながら過ごしてもいいです。
痛みでいっぱいいっぱいなのに、おもしろい思考と記憶力は冴えてるんですよね、お産の時って。
「元気に赤ちゃんを産もうね」これは本当に産科スタッフのすべての思いです。
一緒に頑張りましょう
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