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出産予定日を過ぎてしまったので誘発分娩をすすめられた
今か今かと待ちながら、分娩予定日から1週間。
マタニティークラスで一緒だったママ達はとっくに産んで病室で楽しそう・・・。
ちょっとため息交じりに診察の順番を待つ。
受付でNST(Nutrition Support Team=栄養サポートチーム)の検査に行くように言われて行ってきた。
「いつ生まれるんだろう」
診察室で内診と超音波検査を終えて「今週中に入院して誘発分娩にしよう」
誘発分娩なんてちょっと怖い。
赤ちゃんの負担にならないのかしら、もう少し待ってはいけないのかな・・・。
誘発分娩って何?
誘発分娩は計画出産ともいわれます。
ママに薬剤を投与して計画的に陣痛を起こします。
人工的に陣痛を起こすと赤ちゃんがびっくりするので、胎児心拍を見ながら調節します。
予定日を過ぎての誘発分娩は子宮の入り口が硬い事があります。
子宮の入り口を広げるために風船などを入れる事もあります。
急にお産になる事もありますが、1日目に子宮を柔らかくして2日目、3日目にお産となる事が多いです。
41週を過ぎてすぐに誘発分娩をすすめられた場合は、赤ちゃんとママの負担とリスクを考えると日数がかかります。
予定日超過の影響
ママは特に変化はありません。
赤ちゃんは40週で役目を終えるはずだった胎盤から酸素と栄養を貰っているので予定日過ぎるともらえる量が徐々に減ってしまいます。
順調に妊娠経過を過ごしても最後に酸素と栄養が貰えないのであれば、赤ちゃんも元気でなくなります。
ちょっとした事で仮死状態になってしまいます。
誘発剤でお産にならない時
原因はわからないのですが誘発剤を使ってもお産にならない時があります。
ママと赤ちゃんの安全を考えて誘発剤でお産にならない時は帝王切開をします。
病院や胎盤の機能によっては誘発剤を使用しないで直接帝王切開をする事もあります。
帝王切開は安全性が高い手術といっても手術が負担になる事は変わらないので出来るだけ自然に近いお産を選択します。
予定日までの1カ月、予定日過ぎてからの一週間は心身ともに疲れますね。
あと少し、もう少しで赤ちゃんに会えます。
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