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周囲を気遣いすぎるやさしい子どもには心落ち着く場所が必要
出典:http://www.irasutoya.com/
必要以上に子どもを学校に行かせるのが良いとは限らない
何か悩みや心配事を抱えている子どもは、大好きな遊びとか、大好きな友達とか、好きな科目が分からなかったりすることがあります。これは大人もほぼ同じです。
そのように、大好きなものが「何だか分からない」子どもは、外側の世界とは目に見えないもの、無の世界のようなものなのです。
そういう周囲の状況、つまり子どもにとって外側の世界である学校などは、心は安らぎません。
そして、学校に行くのを嫌がる子どもがいます。その理由として、学校の友達が原因だったりすることもあります。
しかし、家から離れられない理由として、父親と母親の折り合いが悪かったりすることがあります。
こういった子どもは、たいへんやさしくて、真面目な性格だったりします。だからこそ、親はすぐ心配になります。
そして「外で遊びなさい」とか「学校に行かなきゃダメよ」と学校に行かせることばかり、思いついてしまいます。
しかし、学校に行ったからといって、心配事が消えてなくなるわけではなりません。
親は、目には見えない恐れにビクビクしてしまい、必要以上に子どもを学校に行かせることを考えます。
子どもは、このような親の対応をみて、もっと家に心がとらわれてしまうのです。
親は子供が「心が落ち着くような居場所」を作ることが大切
このような時、重要なことは子どもに、心が落ち着くような居場所を用意してあげることです。
このような子どもは「やさしすぎて、自分でも心苦しい」と思っています。
子どもが学校に行くのを拒否する時は、しばらく学校を休ませるのもよいでしょう。
休んでいる間は、規則正しい生活をさせて、勉強、家の手伝いなどをやらせることです。
すると、手伝いにしろ勉強にしろ、何か以前とは違った可能性が、出てくるかもしれないのです。
例えば、「自分自信を、信じる気持ち」だったりするかもしれません。
または、「私は、お菓子を作るのが好きだ」とか「僕には、こんな才能があったんだ」とか、何かしら変化が起こりえるかもしれないのです。
とは言っても、「学校を休ませることが、いいのかどうか」の良し悪しは、それぞれ子どもによって違います。
ただし、物を作ったり、料理を作ったりすることは、心の平静さを保ちます。規則正しいリズムで生活すると、心が安定します。
ですから、子どもが学校に行きたくないと言ったときは、気力がなくなって、ぐったりしていますから、ある程度長く見守ってあげることが、何よりも肝心です。
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