不妊治療を終わらせる決断と原因 ― 2
不妊治療を終わらせる決断と原因 ― 2
私達は、不妊治療に終止符を打ったことに後悔はありません。
終止符を打つことを決めてからは大変でした。
1つに、両親への説明。
私の両親は賛成してくれました。
不妊治療の薬は発がん性が高いことや、身体が辛い状況を何度か見ていたので納得してくれました。
母が「諦める勇気も必要だよ」と声を掛けてくれたことが大きいです。
健康的な身体に産んでくれたのに、自己注射などで身体に薬品を投与しているのが辛かったのが本音です。
やはり、病気のリスクは大きく関わってきます。卵巣がんや子宮がんなど。
奇跡的に授かったとしても流産の確率は高く、無事に出産できる確約はありません。
また、生まれても呼吸器が機能低下状態だったり、障害を持って産まれる確率も高い。
リスクがあまりにも大きいのに、治療費も嵩む。
不妊治療はギャンブルと言っても過言ではありません。
そこで、まだ見ぬ赤ちゃんよりも、今ある身体を大事にしよう!と決心しました。
問題は、主人の両親。
反対しました。
妊娠率が0%ではないんだから!
40代でも産んでいる方はいるのだから不妊治療は続けてほしい。
私の身体のことよりも、自分たちの楽しみを奪うな!的な意見でした。
正直、予想はしていましたが・・。
主人もはっきりと言えない性格なので。私が説得。
こういうとき、旦那が頼りないって思ってしまう・・。
義理の母は納得していない感じでしたが、もう、終止符を打つ決断は変えません。
時間が解決してくれることを願うしかありませんね。
今は不妊治療を辞めて、気持ちがとってもすっきりしています。
余計なことを考えなくていいのです。悩まなくていいのです。
夫婦2人、仲良く暮らしていける。
今ある幸せがあるのですから。
最近は2人で海外に旅行に行ったりして、子供がいないからこそ出来ることをしています。
子供がいるとお金はかかるし、海外なんて行けませんよね。
そんな贅沢を楽しもうと思っています。
今までの不妊治療を通して精神的に強くなった気がします。
不妊治療をしたことに後悔はありません。辛かったし、痛かったけれども、それも経験。
不妊治療の苦しみを身をもって感じることができた色々なこと。
きっとこれから先、誰かの役に立てたら幸いと思いこの記事を作成しています。
公園などで小さい子と夫婦がピクニックしている姿を見かけると、涙が出てきますが・・。
今は時間が、ときが経つのをそっと、待っています。
スポンサードリンク