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不妊治療の辛さと経済的・精神的・身体的負担
不妊治療の辛さと経済的・精神的・身体的負担
不妊治療を今から始める方に知っておいてほしい事があります。
不妊治療は辛く、長くなる治療だということです。
私は3年近く不妊治療をしていますが、今まで妊娠は一度もしていません。
不妊治療は、「出口の見えないトンネル」と言われている治療でもあります。
先が、真っ暗なんです。
ダイエットと違って、減量をやればやるだけ痩せて数字に見えてくるのとは違います。
不妊治療は、頑張っても、頑張っても結果が出ない治療だと思っていた方が気持ち的にも楽です。
この世の中には、努力してもどうにもならないことがあると言うことを私は不妊治療をして学びました。
授かることは奇跡なのです。
今現在、日本は医療技術も発展し、体外受精の成功率も上がってきました。
しかし、医療が進んでもどうしようもできないことは、不妊治療にもあります。
不妊治療を20年続けても子供ができない人もいます。
逆に、治療をしてすぐに子供ができたなんて夫婦もいます。
不妊治療の結果には「運」もあるかもしれません。
また、セレブのする治療と言われる不妊治療は経済的負担は大きく、他にも精神的、身体的負担も多くなります。
身体的な負担とは
身体的な苦痛では副作用があります。
私の場合、毎日決まった時間に誘発剤を打ち、筋肉注射なので激痛を伴います。
始めはお腹に打っていたのですが、治療が長くなれば長くなるほど打つ場所がなくなってきます。
皮膚が固くなって打てなくなってしまう。
お腹に注射の後がたくさんできました。
これは、不妊治療を長くやってきた「証」かもしれませんね。
個人差がありますが副作用が強いです。
卵巣を刺激するので下腹部が常に痛く、頭痛やほてり、情緒不安定になりました。
耐える精神力が付いた気がします。
精神的な負担とは
生理が来てしまった時の辛い気持ち。
痛くて、辛い思いをしているのに・・授からないのは何で?と、自分を責めて、自己嫌悪になります。
外出時、お腹の大きい妊婦さんを見かけると涙が出てきて、辛くなったりしました。
ネガティブ思考になりがちです。
不妊治療の注射でホルモンバランスが崩れているので情緒不安定。
生理が来た数日間は、ひきこもり状態になったこともありました。
経済的な負担とは
不妊治療は保険が効かないので、実費負担が高額なことです。
経済的な負担が原因で不妊治療ができないなんて夫婦もいます。
私は、今まで総額で100万円以上は不妊治療に大金を払ってきました。
お金が治療の度に飛んでいきます。
日本は少子化だと騒いでいますが不妊治療には積極的ではありません。
他国では不妊治療の費用は政府持ちで無料にしている国もあるのに、日本は実費が現状です。
大金を掛けても妊娠しない。
毎月高額な医療費を払っているのに、結果がでない。
お金をドブに捨てているような感覚に陥ります。
このように、不妊治療には様々な負担が掛かってきます。
不妊治療をこれからされる方に知っておいてほしい現実です。
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