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取り扱い絵表示見てますか?衣服の縮みや傷みを防ぎ2倍長持ちさせる事ができる!
衣服の取り扱い絵表示を理解すれば、縮みや傷みを防ぎ、長持ちさせられる
今回は衣服の取り扱い絵表示についてです。
小学校の頃、家庭科の授業で、習ったとは思いますが、あまり内容を覚えていない方もいると思います。
ですから、覚えていない方の為にもここで復習をしていただきたいと思います。
よく目にする、取り扱い絵表示についての説明です。
これさえ理解すれば、衣服が縮んだり、傷むのも防げ、衣服が長持ちします。
- 洗濯機の使用方法
- 漂白剤の使用方法
- 絞り方の方法
- 乾燥の方法
- アイロンの使用方法
- ドライクリーニング及び、ウェットクリーニングの使用方法
各説明に移る前に、知っておいていただきたいのが、取り扱い絵表示には、JISとISO表記が存在している事です。
この2つの違いは、
JISは“日本工業規格”と呼ばれている日本で使われている規格の事です。
ISOは“国際標準化機構”によって作られた規格の事です。
JISとISO、2種類がある事をぜひ覚えていただきたいです。
実はこの2つは若干、基準が違うので、そこについては、次章から説明していきたいと思います。
衣服を長持ちさせる取り扱い絵表示 洗濯機の使用方法
1.洗濯機が使用出来る場合と、出来ない場合、更に液体の温度、洗濯機の強弱の表示
衣服の取り扱い絵表示ついて、1つ目は洗濯機や手洗いの表示についてです。
実は洗濯機が使用出来る場合と、出来ない場合、更に液体の温度、洗濯機の強弱まで指定されている事があります。
さらに洗濯機は使えなくても、手洗い可能という場合もあります。
手洗いでも水温が決まっており、JISとISOでは対応する温度が少し違うのです。
ISOは幅広く温度に対応していますが、JISは温度の対応が少ないみたいです。
手洗いのみ可能な場合の取り扱い絵表示もあります。
洗濯機が使えなくても、手洗いなら可能です。
その際に注意していただきたいのが、JISとISOでは、水温が違うのです。
JISなら30℃が限度で、ISOなら40℃が限度なのです。
JISとISOではこういう差があるので、皆様ご注意下さい。
衣服を長持ちさせる取り扱い絵表示 漂白剤の使用方法
2.JIS、ISOでは使える漂白剤が違う
衣服の取り扱い絵表示について、2つ目です。
今回もJISとISOでは表記が違います。それについて簡単に説明します。
まず漂白剤が使える場合と使えない場合があります。
使える場合は、JISでは“塩素系漂白剤しか使えません”が、ISOだと“あらゆる漂白剤が使用出来る”や、“酸素系と非塩素系の漂白剤のみ使える”などの違いがあります。
衣服を長持ちさせる取り扱い絵表示 絞り方の方法
3.JISは“弱く”、“絞ってはいけない”、ISOは自然乾燥の記号
衣服の取り扱い絵表示について、3つ目です。
手で絞る時に、皆様は優しく絞っていますか?
じつは手絞りでも弱く絞らないといけない場合や、絞ってはいけない場合があります。
それについては取り扱い絵表示に書いてあるので、参考にしてみて下さい。
JISは“弱く”、“絞ってはいけない”とありますが、ISOは自然乾燥の記号に併用して載っています。
衣服を長持ちさせる取り扱い絵表示 乾燥の方法
4.JISは4種類、ISOは8種類
衣服の取り扱い絵表示について、4つ目です。
JISには“吊り干し、平干し”か、“日光に当ててもいいか、当てずに陰干し”かの4種類があります。
ISOは“濡れているか、いない”か。“吊り干し、平干し”か。“日光に当ててもいいか、当てずに陰干し”など8種類があります。
更にISOはタンプル乾燥まであります。
衣服を長持ちさせる取り扱い絵表示 アイロンの使用方法
5.JISとISOでは温度が違う
衣服の取り扱い絵表示について、5つ目です。ここではアイロンの温度についての説明です。
実は生地によってアイロンのかけられる温度が違います。
JISでは、高が210℃まで、中が160℃まで、低が120℃までとなっています。
ISOは丸3つが200℃まで、丸2つは150℃まで、丸1つが110℃までとなっています。
JISとISOでは少し限度の温度が違うみたいです。
衣服を長持ちさせる取り扱い絵表示 ドライクリーニング及び、ウェットクリーニングの使用方法
6.ISOではドライクリーニング、ウェットクリーニングにも規格
衣服の取り扱い絵表示について、6つ目はドライクリーニング及び、ウェットクリーニングの使用方法です。
JISではあまり対応されていませんが、ISOでは幅広くドライクリーニングに対しても、ウェットクリーニングに対しても決められております。
JISとISOは少しだけ表記の仕方、基準が違います。そこを注意して、お使い下さい。
こうやってみると、日本のJISは国際基準のISOに比べて、対応が狭いのかもしれません。
文章ではわかりづらかったかもしれませんが、簡単に説明させていただくとこうなりました。
洗濯の際には、取り扱い絵表示を見てから、洗濯をして下さい。
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