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あっ、動いた!病院の先生はどうして胎動があるか聞くのでしょう
あっ、動いた!病院の先生はどうして胎動があるか聞くのでしょう
妊娠中期になり最初はお腹の虫が動いている様な、やっと確認できる程度の赤ちゃんの動きでした。
少しずつはっきりと胎動がわかるようになってきた。
今日は妊婦健診、ちょっとお腹も目立ち始めたので行き帰りのバスも座れる事が多くなってきた。
混雑した待合室で長い時間を過ごし診察室に入る。
「赤ちゃんの胎動はあるね?」
前回も聞かれた、胎動は週数的にあって当たり前な事なのにどうして聞かれるんだろう?
胎動とは
胎動は赤ちゃんの動きです。
赤ちゃんはお腹の中でほとんど寝ていますが起きている事もあります。
起きている時に動くと言う事は元気があるという事です。
逆に元気でない時はあまり動きません。
妊娠中期・後期は初期に比べると胎内死亡が起こる確率は少なくなります。
胎内死亡は臍帯が絡まってしまったり原因がわかる事もありますが、わからない事がほとんどです。
胎内死亡がおきてしまった人に共通する自覚症状が「胎動が少なくなった」です。
胎動が少なくなった時点で何らかの対処ができたかどうかはわからないのですが、早めに異常に気付く事が出来たなら何かできた可能性はあります。
胎動を感じてからの胎児死亡は出産形式をとる事も多く、身体的・精神的に母体の負担が大きいです。
胎動の測り方
お腹の中にいる赤ちゃんは40分程度のサイクルで睡眠と覚醒を繰り返します。
騒音や光の明暗のあるに日中は刺激が強いので比較的長めに睡眠していることが多いです。
胎動は赤ちゃんが起きている時に測ります。
ママは寝ていても座っていてもいいです。
楽な姿勢で毎回同じような環境を作りましょう。
時間にして5分または10分間に赤ちゃんが動いた回数を測定します。
医師はなぜ胎動の有無を確認するのか?
医師は心音も超音波検査も確認しているのにどうして胎動をママに確認するのでしょう?
それは、ママに胎動を気にしてほしいからです。
胎児死亡の状態でなくその手前の胎児仮死で見付ける事は難しいですが、できない事ではありません。
中にはママが気付けない胎児死亡もありますが・・・。
赤ちゃんの変化に気づけるのはママが一番だから!!
診察の待ち時間は待っている方も待たせている方も辛い、限られた時間で最大の効果をと医師も色々考えます。
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