【30代体験談】陥没乳首の悲劇
あなたが経験した授乳の体験談や内容のタイトルを書いてください。
陥没乳首の悲劇
授乳をしていた時の年齢を教えてください。
女性 34歳
あなたが経験した授乳の体験談や内容を詳しく書いてください。
あまり見かけない授乳トラブルなのですが、乳首が元々陥没していたために母乳スタートにやたらと苦労しました。
他の女性の乳首をしげしげと観察したことがなかったので、自分自身がごく普通だと思っていた乳首の形が、実はイレギュラーで授乳しにくい陥没乳首だということを赤ん坊が生まれてから知りました。
わたしの胸は富士山のように、ふくらみからそのまま頂点に向かって細くなって行っているような形なのです。
それが出産の12時間後にはパンパンにはちきれそうに張りました。
張ったことで土台がものすごくアップしてしまい、頂点の乳首が胸本体に埋もれてしまっていて、それはまさしく「陥没乳首」で更に胸はカチカチ、新生児に咥えられるものではありませんでした。
そこでまずは埋もれた乳首を外に出すために助産師さんがマッサージで胸をほぐし、出て来た乳首を咥えやすくするために挟んで押して柔らかくしてくれました。もちろんこれはどちらも熱を持って張っているので激痛です!
それでもまだ赤ん坊が咥えるのは無理だったので搾乳をして張りを取りました。
赤ん坊は哺乳瓶からなら飲むことが出来たので、搾乳とミルクの混合でスタートすることになりました。
ゆくゆくは母乳一本で行きたいと希望していたので、退院後はすぐに母乳マッサージに駆け込み、手技で乳腺を刺激して出をよくしてもらってから、バストケアの方法を教えてもらい、赤ん坊と一緒にラッチング(授乳の大勢)の練習をして、徐々に母乳育児への準備をして行きました。
その過程で、哺乳瓶の乳首を自分の乳首にかぶせて吸わせることで弱い力でも胸から吸うことができるのと、吸われることで乳首がいい方向に変形する、という方法をしていたのですが、そこから直に胸から吸えるようになるまで1ヶ月ほどかかり、やっと直母できた時の感動はとても大きかったです。
陥没乳首でなければ、出産後すぐにでも味わえた喜びだったと思うのですが、わたしの場合は思わぬハンディがあり苦労してそこまでたどり着きました。
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