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子どものしつけ「親の心構え」
~しつけを始める前に~
しつけをしなくちゃ、そう考え行動に移す前に、考えておくべきことがあります。
それは、子どもにどんなことを求めているのか、どう育ってほしいと願っているのかを夫婦で話し合っておくということです。
その内容によって、どんなしつけをするのか、どういった生活習慣にしていくのか方向性が決まります。
夫婦の考え方が違うと、子どもは混乱してしまい、しつけがうまくいかない原因になります。
まずは、どんな生活能力をつけさせたいか、子どもに身に着けさせたい技術は何なのか、話し合うことからスタートしてみましょう。
~子供の負担にならないしつけを~
次に大切なのは、しつけにこだわりすぎない、ということです。
子どもだって、大人と同じように調子が悪い時や、体調がすぐれない時があります。
子どもの様子を観察し、そのペースに合わせてしつけを行っていきましょう。
こうあるべきだ、親の思い通りにならない、などの焦りや怒りから、しつけだけを優先させてしまうのはいけません。
親の心を押し付けるだけになってしまい、結局うまくいかなくなります。
子どもの負担になっていなかどうか、子どもの身になって考えてみるなど、気が付いた時に思い返してみましょう。
親と子ども、お互いの心の交流を意識してほしいものです。
~自ら手本になりましょう~
最後に必要な心構えは、自らが手本になるぞ、という意気込みです。
親が見本となるような行動をとるのは、当たり前のようでいて、実践しにくい部分でもあります。
子育てのいそがしさや、仕事、家事などに追われ、自分に甘くなってしまうことは多々あることでしょう。
けれども、子どもは、親がどんな風に日々を過ごしているのかを、よく見ています。
親自身の普段の行動を見直しておくことも、しつけをはじめる前にやっておくべきです。
夫婦でお互いの行動をチェックしてみるのも、客観的な視点でみられるのでいいかもしれません。
ただし、厳しすぎるチェックは必要ありません。
どうしても、という部分だけ、相手に伝えるくらいでいいでしょう。
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