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子どもにけがをさせないための部屋のレイアウト
部屋のレイアウトを工夫して子どものけがを防ぐ
小さな子どもが集団で活動している幼稚園や保育園では、子どもにとって危険なものを置かないなど、部屋のレイアウトに工夫がなされていることが多いものですが、もちろん家庭での工夫も大切です。
むしろ家庭では、文房具、台所で使う刃物やカトラリー、家電製品など、園よりもずっと子どもにとって危ないものであふれています。
まずは机の引き出し、キャビネットなど、こまごまとしたものが収納してあるところを、勝手に子どもが開けられないように鍵をかけたりします。
引き出しや回し戸そのものがけがの原因になることもありますから、これは基本中の基本かもしれません。
背の高いタンスやキャビネットには、転倒防止の留め具をつけ、上に物を置くのも避けましょう。これは防災の観点からも重要です。
また、意外な盲点はテーブルセンターやテーブルクロス。大人にとってはおしゃれでかわいい演出でも、子どもにとっては「引っ張ってみたいもの」にすぎません。
ましてやきれいなデザインのものならば、逆に子どもの関心を引いてしまいます。
たった1枚の布ですが、クロスの上に食器や小物が置いてある状態でクロスを引っ張られ、落ちてきたものでけがをしたり、クロスを引っ張った拍子に体勢を崩してよろけたり、不安要素はたっぷりです。
それから、家電製品のコードをいじったりかじったりする心配もあるので、コード類は子どもの目と手がとどかないところにひとまとめにしましょう。
また、階段がある園や御家庭ならば、小さな子どもが越えられないようなガード、ゲートは基本中の基本かもしれません。
小さなお子さんのいる家で、ぶつけると危ない壁、テーブルなど角の部分に細長いウレタンパッドをつけているのを見たことがあるのではないでしょうか。あれなどもナイスなアイデアです。
今は子どもの危機管理のために、さまざまなグッズが売り出されていますから、家のライフスタイルに合わせて取り入れてみるのもいいでしょう。
そういった商品をよく知らないという方は、カタログやメーカーのホームページを見て参考にします。あえて買わなくても、家にあるもので防衛できる場合もあります。
子ども目線を考えながら、部屋のレイアウトをできるだけあれこれ工夫してみましょう。
「子どもがいると大変」と考えるか、「工夫を考えて楽しい。こんなの子どもが小さいうちだけの楽しみ」と考えるかで、育児の楽しみも変わってきます。
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