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超音波検査で言われた「赤ちゃんの首の後ろがむくんでいる」とは?
超音波検査で言われた「赤ちゃんの首の後ろがむくんでいる」とは?
つわりの真っ最中だけど「赤ちゃんは元気に育っているのだろうか・・・。」
そんな思いを胸に超音波検査に臨む。
医師 「元気に育ってますよ、ほら心臓もよく動いて・・・」
先生そこで止まらないで~。
医師 「赤ちゃんの首の後ろがむくんでるんだよね。次回は1週間後かな」
何が起きてるんでしょう?
詳しく聞きたいけど怖くて聞けないよ!!
赤ちゃんの首がむくんでいるとは
この症状が出るのは妊娠10~14週位の時期です。
妊娠初期にはソラマメみたいな形でしたが頭と体が出来て手足がわかるようになります。
大きさで言うと4~5㎝、身体の色々な臓器の元もできてきます。
首の後ろのむくみは、まだ身体の機能が十分でないのでバランスをとれなくて、身体の中に水が溜まってしまったためにできたものです。
正常な赤ちゃんでもよくあることなのです。
よくメカニズムはわかっていないのですが、超音波検査の結果の統計の中で首の後ろがむくんでいる赤ちゃんは染色体異常の確率が高いという結果があるのです。
むくみの程度とその確率が比例していることもわかっているので、むくみが3mm以上の時は注意して観察します。
首の後ろがむくんでいると言われたら
特に注意する事はありません。
ただ「赤ちゃんは大丈夫なのだろうか」と必要以上に心配してしまうと、つわりが悪化したり、赤ちゃんに不安が伝わってしまい成長がゆっくりになってしまう事があります。
ほどほどにご飯を食べて、よく睡眠をとることが大切です。
首の後ろのむくみが消えない時は
染色体の検査をすすめられます。
血液検査と羊水検査があります。
この2つの検査でも確実に染色体異常があるかどうかの確定は出来ないので、産まれてみないとわからないです。
「赤ちゃんの首のうしろがむくんでいる」といわれてしまうと元気に産まれてくるまで不安は完全に消えないと思いますが、数億分の1の確率で育まれた生命を大切に一日一日を大切に過ごしましょう。
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