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絵本があたえる子どもへの影響
子どもが絵本と出会うきっかけになるのは、大人からの「読み聞かせ」になると思います。
絵本の読み聞かせとは、乳幼児期から小学校児の子どもに対して、話者がともに絵本を見ながら音読してあげることをいいます。
1896年に、巌谷小波が京都の小学校で行った口演童話(こうえんどうわ)がルーツであると言われています。
絵本があたえる子どもへの影響 *読み聞かせの効果*
・聞く力を育てる
・言葉からイメージする力を育てる
・本に対する興味を育てる
・読み手と聞き手の交流
絵本は子どもにたくさんの良い影響をもたらしてくれると言われています。
想像力を豊かにしてくれたり、言葉に興味を持つきっかけとなってくれたり、感情そのものが豊かになるということも知られています。
乳児期だけでなく、年齢が上がっても読書への導入として有効とされ、集中して話しを聞くための訓練にもなります。
そのため、小学校で音読や読み聞かせの時間を大切にしている教諭も少なくないのだとか・・・。
また、誰かに読んでもらうことでコミュニケーションをとることが出来、子どもの発達へとつながっています。
ママさんと一緒に過ごす時間は心の安定にもつながりますね。
絵本があたえる子どもへの影響 *絵本のとらえ方は子どもそれぞれ*
保育園で園児に絵本を読んでいると、喜ぶ子がいたり、悲しそうな顔をする子がいたりと、影響を受けるところは子どもによって様々なのだなと日々感じていました。
最初は何も感じていなくても、何度も読むことで理解ができたり、前回とは違う発見があったりします。
同じ本を何度も読むのは大人はつらいかもしれませんが、子どもにとっては毎回が初めての発見だったりもします。
お気に入りだからと、1冊だけ読むのではなく、幅広い種類の絵本と出会うことが出来るように勧めてあげることも大切です。
絵本があたえる子どもへの影響 *0歳からも読み聞かせは大切*
どうせ分からないだろう…というのは大人の考えですよね。
私は息子が6,7か月頃から少しずつ絵本を読んであげるようにしていました。
はじめのうちはもちろん集中して見ていることはできませんが、自分の中で気に行った部分があるようで、そこになると手振りや声を出して反応することも…。
2歳になろうという頃、息子が小さいころに読んでいた絵本をもってきて、その頃にしていた手振りを交えながら、一人で読んでいたのです。
「あぁ…ちゃんと覚えているんだ」と驚きました。
お話はできなくても、0歳児はちゃんとお話している内容は聞いていますよね。
読み聞かせの記憶はしっかりと残っているのです。
早すぎるなんてことはないのです。
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