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育児体験談 子供の原因不明の発熱で『川崎病』の疑い?!
子供はとにかくよく熱を出します。
特に男児の方が熱を出しやすかったり、病気しやすかったり…
と、体が弱いという噂がありますが、我が家の男児は噂通り本当によく病気したものでした。
特に次男は早産児の為、少しの病気が重症化することもあり、とても心配なものでした。
他に症状がなく突然の発熱
さて、その次男。
9か月の時のことです。
突然39度の発熱がありました。
熱の他には特に症状がありませんが、ぐったりしている様子。
割と熱に強い次男ですが、「何かいつもと違う!」と思い、かかりつけの小児科へ連れて行くことにしました。
先生は、胸の音もおかしくないし、喉も赤くない…と首をかしげました。
そこで次に血液検査をすることに!
注射等は泣かない次男だったので、血液検査もすんなりできました。
というよりも、熱で体がだるそうです。
血液検査の結果、CRP(炎症反応?)の値が高いとのことで、すぐに近くの大学病院に行くよう紹介状を渡されました。
何が何だかわからないまま、とりあえず大学病院へ急ぎました。
大学病院でも原因不明?!
大学病院では、かかりつけの小児科の診断結果をもとに次男の全身をチェックしました。
ここでも先生は首をかしげます。
「特に発疹とかも無いね~」
しかし先生はこう続けました。
「炎症反応の値が高いから、今日はこのまま様子をみて、明日また来てください。熱以外の症状はないからお薬は出しません。念のため、解熱剤を出しておきますね。」
何、何、何???
次男原因不明の発熱のようです。
原因が分からない時ほど不安なものはありません。
この日、帰宅した後も元気が無く、終始機嫌の悪い次男。
食欲は無いようで、水分だけを与えて過ごしました。
『川崎病』の疑いがある
翌日、また大学病院へ。
さっそく再度、血液検査をしました。
結果は昨日とほぼ変わらず、CRPの値が高いまま。
しかし全身の症状は熱だけ、という何ともおかしなものでした。
この日先生は私にドキっとすることを言いました。
「お母さん、入院とかってできますか?」
「え???次男、入院なんですか?」
先生に尋ねると、先生は、今すぐ入院の必要があるわけではないとおっしゃいました。
しかし『川崎病』の疑いがあるから、もし川崎病だったら入院になる!との何とも嬉しくない予告(笑)
今日もこのまま帰宅して良いが、少し気をつけて見て欲しい事があると説明がありました。
・手足がやけに赤くなってきた
(お医者さんの間では「テカテカ、パンパン」というのが目安だそうです)
・唇や舌が赤くなる
・白目が赤く充血してくる
・首のリンパが腫れてくる
これらの症状が見られたら、夜中でも良いから受診して欲しいとのことでした。
単なる熱で川崎病ではなかった
そして先生が「いつも唇ってこんな感じで赤いですか?」と聞きました。
「そう言われて見れば、いつもより赤いような、いつも血色良かったような…」
もはや、先生がおっしゃった症状に当てはめようとしている自分が。
とりあえず、いつも通りの血色ということになりました(笑)
その後、トータル5日間大学病院へ毎日通院しましたが、単なる熱で川崎病ではありませんでした。
川崎病はまだ解明されていない事がとても多い病気ということも、このとき初めて知りました。
子供を抱えると、自分は歩く家庭の医学にでもなった気分になるときがあります(笑)
子供には色々な病気があるんですね!
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