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育児体験談 子供の風邪には注意!鼻水が『中耳炎』の原因に
子供は少しの風邪でも本当によく鼻水が出ます。
鼻から垂れたものを舌でペロペロ…なんて子供、見たことありませんか?(笑)
風邪をひいて熱が下がっても、咳や鼻水はダラダラと2~3週間続いていたり…。
「鼻水だけで熱がないなら、できる限り病院へ連れて行きたくないなぁ。違う感染症もらってきたら嫌だし…。」なんてママさん、多いかと思います。
止まらない鼻水と微熱で受診
長男が2才になる頃だったでしょうか。
当時長女を出産したばかりでした。
産まれて間もない長女を一緒に小児科へ連れて行くのがなんとなく怖く、長男の鼻風邪(?)を受診せずに1週間程度、市販の薬で様子をみていました。
しかし一向に鼻水は止まらず、37度台の微熱が…。
そんな時、ちょうど長女を実家で見ていてもらえるということになり、早速長男をかかりつけへ連れて行きました。
(実家が近いと本当に助かります。)
風邪で中耳炎に?!
かかりつけの小児科医は地元でも名医としてとても有名です。
たいていの小児科の内診は、胸と背中に聴診器をあて、喉や口腔内の様子をチェックして終わるかと思います。
しかしかかりつけの小児科医は、耳の中までチェックしてくれます。
最初は「なんで耳の中まで?」と疑問でした。
しかし、これが風邪の内診で結構大切なのです!
耳の中を見ることで、いち早く中耳炎に気が付けるのだそうです。
この日、長男はいつも通り耳の中を見てもらいました。
すると、先生は「あ~これ中耳炎になってるよ」と一言。
中耳炎?風邪で?
プール等で水が耳に入ったままにしておくと中耳炎になってしまう、というのが私の勝手なイメージでした(笑)
耳と鼻はつながっており、鼻水が多く出ていると中耳炎になってしまうということを先生は教えてくれました。
風邪のたびに繰り返す中耳炎
早速耳鼻科へ行くよう指示があり、すぐに行きました。
中耳炎は子供がよくなる病気だそうで、風邪のたびに何度も繰り返すようなものなんだそうです。
耳鼻科の先生に詳しく教えて頂いたところ…
風邪をひく→鼓膜にウィルスが入る→膿がたまる→中耳炎の発症
このようなこともよく起こるそうです。
また、小さなうちは風邪と中耳炎はセットのようなもので、本当にしつこく繰り返すのも特徴のようです。
子供が中耳炎になりやすい大きな理由は、耳の管が大人に比べて太く短いからだともおっしゃっていました。
大体10才くらいから体の成長と共に、中耳炎にかからなくなっていくそうです。
中耳炎は(かかったことがある人はわかるかもしれませんが)とても痛いもので、小さな赤ちゃんは耳をよく触ったり、耳から臭い液が出てくることもあるそうです。
耳の聞こえも悪くなるようなので、もしかしたらママは気がつきやすい病気なのかもしれませんね。
鼻水をこまめに吸い取る
治療はなかなか根気のいるもののようで、早くて1カ月もしくは2~3カ月かかることもあるんだとか…!
幸い長男は1週間に一度の通院で鼻水を吸ってもらったりしながら、3週間程度で治すことができました。
中耳炎の治療で大切なのは「ウィルスがこれ以上入らないように、とにかく鼻水を吸いとること」なんだそうです。
鼻水をこまめに吸い取ることで早く治るんだとか!
子供の鼻水、あなどれません!
長引く鼻水は一度受診してみることをオススメします。
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