Topics(クリックでジャンプ)
重症化すると危険な病気 『水ぼうそう』 をワクチン接種で予防しましょう!
毎年春先になると流行する「水ぼうそう」。
子供ならたいてい罹ると思われがちな病気ですが、重症化すると危険な病気であるということはご存知でしょうか?
ワクチンを接種していないと、100万人に20~30人死亡するとも言われているそうです。
ワクチン接種が無償化となった今、是非とも予防接種して欲しい「水ぼうそう」についてお話したいと思います。
感染力が強い「水ぼうそう」
水ぼうそうは「水痘帯状疱疹(すいとうたいじょうほうしん)ウィルス」の感染によって起こります。
感染力が強く、病院を受診の際は隔離してもらう必要があります。
症状の始まりとして、37~38度くらいの発熱や食欲の低下、何となく元気が無い、頭痛などがあります。
赤ちゃんや幼児ですと、気がつかない場合が多いかもしれません。
次に、虫さされやあせものような、かゆみを伴う赤い発疹が現れます。
多くの子供はお腹や顔から発疹が出ることが多いようです。
発疹は半日~2日程度で全身に広がっていきます。
お腹、背中、胸、おしり、顔、口の中、頭(髪の毛の中)、まぶた、まぶたの裏側、目の中、陰部、手足など、発疹が出る場所には個人差があります。
発疹がかさぶたになるまで外出しない
発疹は段々と膨らんで、やがて水疱になります。
この水疱の中には水ぼうそうの原因となっているウィルスが沢山含まれています。
水疱が破れてそこからお友達に感染させることも考えられますので、必ず幼稚園や保育園などをお休みさせて下さいね。
公園に行ったり、買い物へ行ったりすることも厳禁です!
その後、3日程度で水疱がかさぶたとなって剥がれ落ちます。
全ての発疹がかさぶたになるまで外出や登園はできません。
水疱は強いかゆみを伴うので、不機嫌になる赤ちゃんもいるかもしれません。
早い時期に「アシクロビル」という薬を飲むと軽く済むことがあるそうです。
水疱を掻き壊すと跡が残ることがあるので、しっかりお薬を飲ませて掻き壊さないよう気を付けてあげましょう。
ワクチン接種して水ぼうそうを予防
また、水ぼうそうの重症化に注意が必要な人は下記の通りです。
・乳幼児 ・成人 ・高齢者 ・妊婦 ・免疫力が低下している人
高齢者は「帯状疱疹」となって病気が出現することがあり、まれに命の危険を伴うこともあります。
水ぼうそうに罹っている子を、じぃじやばぁばに会わせることは避けましょうね。
現在はワクチンが無償化となっています。
水ぼうそうが重症化すると、急性脳炎を引き起こす事もあります。
是非、ワクチン接種して水ぼうそうに罹らないよう予防してあげて下さい。
スポンサードリンク