おしめ卒業は育児の中でも多くの人が大変な思いをすることではないでしょうか。
我が家の子ども二人もけっして早くはなくだいぶ悩まされました。
上の子の時は、育児書を読みあさり可能な限り色んな方法で取り組んでみましたが、それが報われることはなく泣きそうになりながら深夜にパンツを手洗いしていました。
何とか無事に上の子のおしめ卒業を迎えることでき、胸をなでおろしたのを今でも覚えています。
そのせいか下の子の時にはもう諦めから始まっていました。
どうせ遅いなら早くからトレーニングを開始して子どもにイライラするのは嫌だし、私一人が子ども二人を連れた状態でトイレを意識して行動するのは大変でした。
ギリギリまでおしめでもいいかなと履かせていたのですが、思いもしないことが起こりました。
それは三歳半の集団健診のときに下着姿になったときのことです。
下の子はいつも堂々としていて物怖じしない性格なのですが、モジモジと私の背に隠れ小さく丸くなっていました。
どうしたのかと問いかけると、小さな声で「おしめ恥ずかしいの。私だけパンツじゃない」と言うのです。
家に帰宅すると真っ先にタンスの中から買ってあったパンツを取り出してきて、目の前でおしめ卒業宣言をされました。
そこから失敗もなくパンツ生活になり、おどろく反面恥ずかしい思いをさせてしまって悪かったと反省しました。
こんな小さな子どもにも色々な感情が立派に育っているんですね。
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