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やり方を間違えると子どもはやる気を失ってしまう
自分をないがしろにしている親は、他人から嫌われたり、イヤがられたりすることに対して、ひどく恐怖を感じます。
必要以上に恐怖を感じるために、しょっちゅう他人を意識してしまいます。
例えば、無闇やたらと、あーだこーだ口うるさく言う人や、いつでも自分を正当化して、言い訳がましく言う人などがそうです。
人の話をしっかり聞くことができない子どもの殆んどが、こういった親から育てられています。
そのような、ガミガミと口うるさい親に限って、自分の弱点をひた隠しにして、なかったことにしたがります。
むしろそのために、「やらなくてもいいんだよ。困るのは自分なんだから」と宿題をなかなかやらない子どもに、このような言葉を言い切ってしまうことがあります。
簡単にいえば「自分は話の分かる母親ですよー」「よいお母さんでしょ」というふうに、私は子どもにとってとても良いお母さんなのだと、感じさせたいのです。
それゆえに「しなさい」「やりなさい」とは言いません。
あくまで、子どもの意見に任せていると思わせたいのです。
しかしながら、この言葉は逆に子どものやる気が無くなってしまいます。
子どもにやる気を出させるために親が気を付けたいこと
子どもはしきりに「大人はずるい」といいます。
それは、このような腹の探り合いの言葉を、大人がひんぱんに使うからです。
小学校高学年くらいになると、親を無視する子どもがでてきます。
その一つの原因としてみられるのが、このような親に対しての「不信感」です。
ですので、親は自分をないがしろにしたりせずに、自分への誇りを持って、子どもを育てることが肝心ではないかと思います。
宿題が気になった時は、あまりガミガミ言わないほうがいいでしょう。
「お母さん終わらないと気になっちゃうから、すぐに終わらせようか」
といった思いを、子どもに知らせることが、大事なのではないでしょうか。
子育てには「これが正解」というものはない
宿題で困っている時は、手伝ってあげるのもいいでしょう。
そのような親の姿を見て、子どもは従順になれるのです。
子育ては、正しい意見や立派さだけでは解決しないということが、少なからずあるのではないかと思います。
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