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親だって子どもを傷つけてしまうことがある
子どもを「全く傷つけずに育てていく」ということは難しいことでしょう。
しかし、子どもは「一風変わった子ども」などと他人に言われると、非常に気になってしまうのです。
こういったことは、あえて相手に言われなくても中学生くらいになれば自分で認識していきます。
そして、親が子どもを「傷つけたくない」といってもそれは無理なことです。
やはり、子どもは傷つきますし、また大人も傷つきます。
大人も子どもから「傷つけられる」ことがあるからです。
しかし、親は「傷つくこと」を最低限に食い止めたいと考えたりします。
親が子どもを傷つけてしまうと、子どもは自分の存在を否定するようになる
親が悩みを抱えていたりすると、子どもの短所を探し出しては言葉で追いつめてしまいます。
結果的に、子どもを「傷つけてしまう」のです。
そして、子どもの悪口を周囲に漏らしてしまうこともあるのです。
「お母さんはそうして、いつも私の悪口を言いふらしている」
と子どもは感じています。
こうなってくると、子どもは相手が自分の悪口を言ってるのではないかと不安になってしまうのです。
思うようにいかないと「あんたに話すことなんかない」といって子どもに八つ当たりする母親も同じです。
このような母親に育てられると、やがて子どもは自分の存在を否定していくようになります。
自分の存在を否定された子どもは、自然な振る舞いが出来なくなってしまいます。
それは自然な振る舞いをすることを母親が許さないためです。
そうして自分は「今日、母親に捨てられるのではないか」と怯えながら、いい子を演じるようになっていくのです。
こういった子どもは母親の影響を強く受けています。
それは文字にも表れてきます。えんぴつなどで書かせると、薄い文字を書くような子どもがそうです。
こういった子どもは母親のことが嫌いではないのです。しかし、たいへん恐怖を感じているのです。
そして、心の中では「とても傷ついている」のです。
また、こういった子どもは自分の居場所が持てません。
いつも相手の顔色を気にするようになっていくのです。
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