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私のおっぱいは筋肉痛なの!?
私が、長女を出産した時の話です。
無事出産した次の日、おっぱいがカチガチに硬くなってしまいました。
まるでお茶碗をひっくり返してそのまま胸にくっつけたみたいになり、痛くて痛くて、とても授乳なんてできないほどになってしまいました。
看護士さんに相談すると、
「乳腺炎でしょう」
ということで、おっぱいマッサージをしてくれました。
しかし、それはほぐすなんていうものではなく、とてつもなく痛かったのです。
あまりの痛さにマッサージをしてくれている看護士さんを思わず蹴飛ばしてしまったほどでした。
そこで、看護士さんがなにかひらめいたみたいで、
「ちょっと待っててね」
と言って病室を出て行きました。
おっぱいを見てみると、真っ赤に腫れ上がっていました。
しばらくして戻ってきた看護士さんが手にしていたのは、湿布でした。
しかも、2枚の湿布にはそれぞれ真ん中に小さな穴が開けられています。
「これってもしかして…」
と、嫌な予感が頭をよぎりました。
すると、案の定、看護士さんが笑顔で、
「おっぱいにコレ貼って」
と言うではありませんか。
「私のおっぱいは筋肉痛じゃないんだけど」
と思いながら、小さな穴に乳首をセットして、湿布を貼りました。
「ちょうどいいね~」
なんて看護士さんに言われていました。
湿布を貼ると、スーっとするのでなんだか効き目があるように思いましたが、ガチガチなのは変わりませんでした。
さすがに湿布を貼ったままでは・・・
しばらくして、長女がお腹が空いたと泣き始めました。
看護士さんは、
「赤ちゃんにはこのまま授乳してね」
と言っていましたが、いざ授乳しようとすると、長女はたちまち目しばしばさせ始めたのです。
私でさえ、下を向いていると湿布が目にしみるのだから、当たり前ですよね。
すぐに湿布をとって授乳したのですが、痛みはまったく変わっていませんでした。
その後、乳腺炎のせいで熱が出てしまったので、授乳に影響のない痛み止めの薬をもらい、事なきを得ました。
しかし、今でも湿布をみると、その時の自分の間抜けな姿が思い出されます。
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