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育児体験記 普通の風邪と思っていたが 『RSウイルス』 で入院
次男が1歳になったばかりのことでした。
もともと次男は二か月早く産まれてしまった、いわゆる「早産児」でした。
出生体重は1,100グラムちょっとで、産まれたばかりの頃はとても心配でしたが、1歳まですくすく元気に成長してくれました。
いつもの風邪と思っていたが…
最初のきっかけは、長男が幼稚園でもらってきた風邪からでした。
当然のように、長男→長女→次男へと風邪はうつっていき、三人とも代わる代わる毎日のようにかかりつけの小児科へ連れて行きました。
次男もいつもの風邪のように38~39度くらいの発熱があり、少し痰と咳がありました。
小児科の先生からは「風邪でしょう」ということで二日ほど処方された薬を飲んで様子をみていました。
しかし三日目になって咳がとても酷くなり、咳き込んで吐きもどしてしまうこと数回。
熱も相変わらず39度近くあり、日曜だったので休日診療へ連れて行きました。
この日の休日診療の担当は小児科兼産婦人科の病院で、内心「この病院、大丈夫?」と思いつつ…(笑)
高い熱が続くということで、インフルエンザの検査をしましたが陰性。
とりあえず、咳や痰を鎮める漢方と称したよくわからないお薬を処方されて終了!
案の定、熱は下がらず咳も酷くなる一方でした。
早産児は呼吸器が弱い子が多い
翌日朝一でかかりつけへ連れて行くと、先生はすぐに異常な咳と胸の音の異変に気がつきました。
そしてRSウイルスの検査をすると、くっきり陽性反応が!!!
早産児は5歳くらいまで呼吸器が弱い子が多いそうで、次男もその一人でした。
たぶん入院になるであろう、と言われ私は唖然としました。
「昨日の医者はやっぱり次男の容体をよくわかってなかったんだ…。」
すぐに近くの大学病院へ行くよう紹介状を書いて下さり、そのまま急いで大学病院へ。
普通の風邪も命取りになることがある
かかりつけ医の言う通り、咳が酷くて酸素濃度が低下しているとのことで、すぐに入院となりました。
次男は感染症のため隔離された病室での入院でした。
RSウイルスには特効薬がないため、ひたすら痰をきる薬と吸入で対処療法を行いました。
治療の甲斐あって、無事に4泊5日で退院となりました。
普通の風邪も、月齢が低い乳幼児や早産児には命取りになることがあります。
つくづく「早く産まれてしまったこと」を悔みましたが、同時に丈夫な体作りをしてあげようと思いました。
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