育児体験談 母乳か?ミルクか?混合か?
長女は2498グラムで生まれました。
出生体重2500グラム未満は低出生体重児とされ、母子保健法ではその旨を自治体に届け出るようにされています。
長女が生まれた日、隣の分娩室で生まれた赤ちゃんは約3500グラムでちょうど1000グラム違い。
並べて見ると体全体が一回り小さかったです。
そんな長女は生まれた翌日に体重が2374グラムまで減り、周囲をやきもきさせました。
元々病院は母乳推奨でしたが、長女の大きさと私の母乳の出がまだまだということもあり、有無を言わさず母乳とミルクの混合栄養で進めることが決定しました。
私は母乳だろうがミルクだろうが子供が育つならどっちでもいいや~ぐらいにしか思ってなかったのですが、混合栄養とは予想外でした。
混合栄養は1回の授乳がどうしても長くなります。
まず、15分~20分かけて両方のおっぱいを吸わせる。
次に、ミルクを作ってあげる。
終わったらげっぷをさせて、哺乳瓶を片付ける。
この一連の作業で、30~40分なんてすぐに経過。
ただ、ミルクは赤ちゃんの胃に負担がかかるので3時間は空けるように言われていたので、それ以外のタイミングで赤ちゃんが泣いたら母乳を与えてみる。
手順はこんな具合でしかも授乳の度に助産師さんから姿勢チェックが入り、どれだけ母乳を飲んだか体重測定もしました。
そんな作業が1時間ないし2時間ごとに訪れるので、最初の2日間は自分が寝れば良いのかさえ分かりませんでした。
本人は一生懸命頑張ったつもりでも、退院時の体重は2430グラムで生まれた時よりもまだ少ない。
なので、引き続き混合栄養で行くことに。
結局、この混合栄養は3ヶ月目まで続きました。
混合栄養を辞めたのは、3ヶ月健康診断で保育士さんと話したのがきっかけです。
3ヶ月を過ぎた頃から母乳の出が悪かったのせいか、乳首をくわえさせてもすぐ放したり顔をそむけるようになりミルクをあげるとおとなしく飲んでくれていました。
その旨を話すと、無理に母乳をあげようとしなくても良いですよと言われその日すぐミルクオンリーにした。
長女の体重はその時4980グラムと、その日健康診断を受けた赤ちゃんの中で1、2を争う小ささでしたが、個人差もあるし順調に増えているのであれば問題ないとも言われました。
それから現在1歳1ヶ月。
ミルクで育てた長女は離乳食も良く食べ、体重は8340グラムまで増えました。
成長曲線の枠内に入っているし、風邪もひかないし元気なものです。
母乳の素晴らしさを説いて、赤ちゃんには絶対母乳を!と言う人がいますが、ミルクだからって悪いわけでもないし、選ぶのは人それぞれだと思います。
母乳の出が悪い、保育園に預けるからミルクが良い、上の子の面倒を見るからミルクが良い等事情があるはずです。
ミルクで育てたからって後ろめたさもないですし、母乳をずっとあげ続けなかったことを後悔したりはしていません。
母乳にとわられすぎてお母さんのストレスになるのであれば、適度にミルクも取り入れていけば良いと思います。
母乳でも、ミルクでも、混合栄養でも、赤ちゃんへの愛情が変わることはありません。
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