「卒乳」?「断乳」?おっぱいを止めるタイミングはいつ?
おっぱいを止める方法は2つあります。
「卒乳」か「断乳」です。
卒乳は赤ちゃんが自主的に止めるのを待つ方法で、断乳は赤ちゃんの意思関係なくある時期にスパッと止める方法です。
このどちらの方法でおっぱいを止めるか、またそのタイミングはいつにするか。
医師は医師の立場で、保育士は保育士の立場で意見を言いますし、本を読んでも少しずつ書いてあることが異なるので迷ってしまうかと思います。
しかし、最終的に判断するのはお母さんです。
母乳はだんだん栄養価も低くなり、離乳食を3回きちんと食べているのであれば、1歳すぎから母乳は不要になります。
ただし、それは理論上の話。
精神安定のために赤ちゃんが欲しがるのであれば無理に止めさせる必要はありません。
逆に、1歳前でもお母さんが下の子を妊娠したのであれば、授乳は子宮を収縮させる原因となるため止めなければいけません。
各家庭の事情や赤ちゃんの様子で変わってくるのです。
どれが正解か、あるいは早くできたから良いというものではありません。
焦らず根気強く、そしてお母さんと赤ちゃんにとってベストなタイミングで実行に移せれば良いと思います。
いずれにせよ、おっぱいを止めてもおっぱいのケアをすることは欠かしてはいけません。
まだ母乳が出ているのであれば、乳腺に溜まってつまる可能性もあるので適度に搾乳しましょう。
そして卒乳しても以前と同じ食生活をしていればお母さんの体重は増えます。
授乳はやはり一定程度カロリーを消費しているのにそれがなくなるわけですから、食事量を減らすか運動量を増やすかしないといけません。
スタイルを気にされる方は食生活の見直しも必要かもしれません。
今まで毎日飲んでいたおっぱいを止めることは赤ちゃんにとっては悲しいことです。
おっぱいが飲めなくて泣く赤ちゃんを見てお母さんも胸が痛むことでしょう。
しかし、2~3日乗り切ってしまえば、ケロッとしておっぱいのことを忘れているようだという体験談をよく聞きます。
この時ばかりは心を鬼にして、おっぱいを上げたい気持ちを抑え次の成長段階へと進みましょう。
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