母乳栄養の6つの利点と気をつけて欲しいこと
出産したら行うのが授乳ですね。赤ちゃんの栄養補給はここからはじまります。
授乳にも2種類方法があります。
お母さんのおっぱいからでる母乳で育てる「母乳栄養」。
市販のミルクで育てる「人工栄養」。
今回は、コストやスキンシップの面で優れている、「母乳栄養」についてお話ししようと思います。
母乳栄養の利点としては
1. 母乳は赤ちゃんの発育にとって、理想的な栄養組成になっています。
しかし、母乳栄養ではビタミンKが不足しやすくなっています。
このビタミンKを補給することが赤ちゃんにとってとても大切です。
赤ちゃんがビタミンK不足になると出血性の病気の病気にかかりやすくなってしまいます。
2. 母乳のタンパク質、ミネラルなどの栄養素は消化吸収されやすくて、うまく作用する力をもっています。
しかし、母乳が不足すると赤ちゃんが便秘気味になってしまうこともあります。
<赤ちゃんが出す母乳不足のサイン>
① 授乳してもすぐにほしがって泣く
② 授乳時間が長くなる
③ 体重があまり増加しない
④ お乳が張らない
これらのサインがみられたときは、母乳が不足している可能性があります。
母乳不足にならないように十分な量を与えてあげましょう。
3. 母乳は免疫成分などを含んでおり、風邪や、その他の感染性の病気にかかりにくくする効果があります。
4. 母乳栄養は母子相互作用からお母さんと赤ちゃんの絆をより深めます。
お母さんは抱っこしておっぱいを吸われることで、赤ちゃんに対する愛情が深まります。
赤ちゃんは、お母さんの心臓の音を聴くことによって、とても安心感を感じます。
5. コストパフォーマンスがいい。
6. 母乳栄養はお母さんの産後の回復を早めます。
母乳を出すことによって、子宮の回復を助けるホルモンがたくさん出てくれます。
なので、母乳栄養で赤ちゃんを育てることによって、お母さんの回復が早くなるということがいえます。
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