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育児体験談 子供が大泣きして見つかった『陰のう水腫』
次男は8か月で産まれた早産児です。
産まれた時こそ心配で心配で、将来の成長に不安がありました。
そんな心配をよそに、次男は咳が酷くなりやすいという以外は、すくすくと元気に育ちました。
お兄ちゃん・お姉ちゃんに鍛えられ発達は問題ありませんでした。
しかし、身長や体重といった体の成長はまだまだ同年代と比べると一回りも二回りも小さい為、定期的に成長や発達の検診に通っていました。
お腹に力が入ったせいで陰のうが膨らんだ
2才の検診でのことです。
人見知りだった次男が先生を見て大泣きしていました。
裸になった次男の全身をチェックして、先生は一言。
「陰のう水腫かもしれないね。」
どうやら次男の陰のう部分に水がたまっているらしく、その水を抜く手術をしなければいけないとのことでした。
次男が泣いて、お腹に力が入ったせいで陰のうが膨らんだのを見つけ、診断につながったそうです。
ラッキーとでも言うのでしょうか(笑)
そもそも陰のう水腫というのは…?
妊娠期に赤ちゃんはお腹の中で臓器が作られますが、男児の場合は精巣が作られます。
その精巣は月齢とともに陰のう部へ下がっていき、精巣が陰のう部へ入った後、精巣の通り道は産まれるまでに閉じるそうです。
しかし、次男の場合は早く産まれてしまったからなのか(?)通り道が完全に閉じておらず、陰のうにお腹の中の水がたまってしまっているそうなのです。
普段検診でお世話になっている病院は自宅から少し遠い為、紹介状をもらい、自宅近くの大学病院で手術を受けることになりました。
陰のう水腫は痛くも痒くもない
まず最初の検診では、部屋を真っ暗にして陰のう部分にライトを当てます。
すると、陰のうには水がたまっているので中が透けるのだそうです。
もちろん次男は透けました(笑)
ちなみにこの陰のう水腫ですが、本人は痛くも痒くもないそうです。
もしかしたら違和感があって、気にする子もいるとか!?
さて次男ですが、きちんと陰のう水腫の診断を受け、手術日の決定をしました。
急を要する手術ではないのですが、見つけてしまった以上、早く治してあげたかったので最短で手術できる二か月後に予約を入れました。
二か月後、手術は無事成功し、今では泣いても陰のうが膨らむ事はありません。
しかし毎日おむつを替えていたのに異変に気付けなかった自分に反省しつつ、ま、自分にはついてないからわからない!ということで、自分を追い込むことはやめました(笑)
早産児くん、まだまだ成長や発育から目が離せませんね。
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