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~『イヤイヤ』は子どもからのメッセージ【2歳児後半】~
2歳児になると少しずつ言葉を覚え出す時期なので、伝えられる事が楽しい反面、思ったように伝わらないことに子どもは、『イライラ』、『イヤイヤ』としてしまいます。
2歳児後半になると、自分で出来る事がより増えてきます。
その為、より一層自分自身でやりたいんだ!という気持ちが強くなってきます。
そうです。
更なる『イヤイヤ期』を迎えるのです。
この時期に「やりたい!やりたい!」という願望には、2歳児前半の頃同様に、『なるべくやらせてあげる』ことが大切です。
しかし、やらせてあげたとしても出来ない事に腹を立て、更なる『イヤイヤ』が起こるのが、この時期です。
―できなくないもん!!-
2歳児の子どもは、ほとんどの事を理解し、それを伝えたり実行したいと思うようになります。
しかし、大人のように必ずしも全て相手に伝えられず、『イヤイヤ』をすることが多いのです。
何でも自分で出来るわけではありません。
その時、2歳児の心の中で「自律感」と「羞恥心」が葛藤することで、『イヤイヤ』が引き起こされてるといわれています。
「自律感」とは、自分でなんでもコントロールして出来るようになる事です。
「羞恥心」とは、自分で出来ない事をしったり、恥を恥と認めることです。
この葛藤を繰り返すことで、2歳児の子どもが今どの程度出来るのかという力量や、出来ることと出来ない事の判断、出来るようになるためには、どうしたらいいのかを考える思考力がついていくのです。
その為、この時期の2歳児は『意地をはる』方法として、『イヤイヤ』をすることが多いのです。
―ママ…もう少し待ってね―
この2歳児の『意地っぱり』君が、また大変ですよね。
どう見ても出来そうにないのに、かたくなにその場を動かず、ママが手を貸そうものなら『イヤイヤ』と大騒ぎ。
さて、この2歳児の『意地っぱり』君とどうやって接していったらよいかというと、一番効果的なのは、見守る事と放っておいて良いのです。
とても投げやりな感じがしますが、ママは子どもが『イヤイヤ』としている時は、少し距離をおいて、見守ってあげてほしいのです。
自分で解決策をみつけるまで待つことが、2歳児の『意地っぱり君』の望んでいる願望である事が多いです。
これにはママの忍耐力がかなり必要になります。
つい『イライラ』から『イヤイヤ』してしまいがちですが、2歳児のこの時期は、ぐっとこらえて、是非待ってあげてください。
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