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親が自分を持つことで無理をすることがないから子どもは安心することができる
「これはダメだよ」と子どもにしっかり注意してくれるお母さんだと、子どもは安心して落ち着いた気分でいられます。
母親が自分をもっていることで無理をせずに満足できるのです。
しかし、これはダメだよと子どもに言えない親は自分を持っていません。
自分の意見を言えないのです。そしてこの親は、相手にうんと合わせるので無理をしてしまうのです。
無理をするのは、相手から感謝の言葉が聞きたいからです。
そのため、自分を見失ってまで相手に献身的に尽くしてしまうのです。
しかし、無理をすることで不安な気持ちを持つこともあるのです。
自分を持っていて自分の意見を言える親は、むやみに相手に感謝の言葉を求めたりはしません。
また、無理もしないので心も満足できて、それが自分自身の幸せにもつながっていくことが多いのです。
世の中には、年老いてから身内や世間に対して不満を訴えている人が大勢います。
そういった老人は「今までできるかぎり尽くしてきた。とにかく苦労した」と周囲に訴えることがあります。
しかし、その老人は世間だけではなく子どもにも不満をもっていることが多いのです。
この不満だらけの老人は、子どもにも「こうして私は、いままで献身的に生きてきたのだ」と苦労話をしていくのです。
自分をもつ老人は「自分は好き勝手にずっと生きてきた」だからこそ、周囲に不満を訴えることなどないのです。
そして、世間の人々の態度が気に入らない時も愚痴をこぼすことはないでしょう。
親が無理してしまっていると、それは子どもに不安という形で伝わってしまうことがある
これとは別で子どもと一緒に遊ぶのをイヤがる父親がいます。
それは、父親の心の中が子どもなのです。
子どもだから、子どもより友達と遊んでいたいのです。そして友達と愉快に過ごしたいのです。
子どもは不愉快に感じるのです。
こうして父親になる事を避けた時、関係は親子ではなくなります。
親が、忍耐することを子どもに教えたい時は
「自分は今、理性を失って感情的になっていないか」
と心の中を確認してみることが大切です。
相手に合わせてしまう親は、無理することで子どもに不安感を与えてしまうことがあるからです。
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