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絶対的な存在であるべきと思うばかりに子どもの気持ちを見失う
親は子どもにとって厳しく、なおかつ怖い存在であるべきだという考えをお持ちのお母さんは少なくないかと思います。
「親に刃向かうのは許さない」
だとか、
「親に対してその態度はなんだ」
など子どもにとって絶対的権力を見せつけるそんな親は増えています。
そして、最近子どもの気持ちを理解できず苦しんでいる親も多くなってきています。
自分の子であるのに子どもが考えてることが分からないという悩みです。
その理由はいくつかあり、
○ 一日の大半が子育てで、自分の時間がない。
○ 仕事に出て、遊ぶお金が欲しい。
○ 孤独を感じて焦ってしまう。
○ もっと社会で認めてもらいたい。
○ 夫にイライラしてしまう。
など、実にさまざまな理由があります。
このような意見を聞くと、育児が辛くなるのは当然かと思います。
子育てに悩んでいるのはいつの時代のお母さんも同じだけど・・・
昔のお母さんも同様に子育てで悩んでいました。
五体不満足で運動会で走れない子ども、金銭的に余裕もなく靴も買えない。
元気過ぎて怪我が絶えないなど、やはり悩みはありました。
しかし最近の親の悩みは、こんなに親は頑張ってるのに何がいけないのと思っています。
頑張っているのに「子どものテストの点数が悪かった」など、親の理想をただ子どもにぶつけているようなそんな気がします。
そして体だけは大人で、身の回りのことを自分でできない。部屋は散らかっている。そういった子どもが増えています。
マニュアルに頼りすぎると子どもの気持ちが分からなくなる
今は子育ても「マニュアル化」して子どもが風邪を引いても額に手を当ててみたり、表情をみて判断したりなどの動作が無くなってきてるような気がしてならないのです。
こうした親子のふれあいがあると、ちょっとした子どもの変化にも親はすぐに気が付くかもしれないのです。
「今夜はお腹が痛いのから、消化のいいうどんにしよう」
とか、
「せきが出てるので、温かいハチミツドリンクを飲ませよう」
など、自然と出る態度がかわるかもしれません。
小さいことですが、この親子のふれあいがとても大切な気がしてならないのです。
子どもが元気がないときに、体温計と風邪薬を差し出すことは一見やさしいお母さんに見えますがまずはおでこにふれて、子どもの状態を手で感じてみるのもいいかもしれません。
「あー、お母さんって私のことこんなに思ってくれてたんだ」
とか、
「こんな思いできるなら、風邪っていいね」
とか、いつもと違ったお母さんを感じてくれるかもしれません。
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