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日頃から子どもの様子を気にすることで問題点に気付くことができる
子育てのベースの一つとして「子どもの顔つきをみられる親となれ」があります。
これは、子どもの顔が青白いとか、顔色がいいなどの類ではなく、普段の表情から、違いを見極めるという意味です。
ですから、普段から子どものことを十分に「観察する」ということが、大切なポイントである、ということになります。
たとえ、自分が仕事をしていても、昔の親は子どもの声を聞いただけで、何が起きたか、だいだいの予測がついていました。
それは、普段から子どもの日常を、よく「観察」していたから出来たのかもしれません。
大切なことは、その場の子どもの行いばかりで、直ぐに決断しないことです。
前後のふるまいや、言葉を思い出すということです。
そうすると、今起こっている事や、問題点が見いだされていきます。
子どもの声を聞いただけでわかる親は普段から子どもを観察している
「観察」といっても四六時中、子どもを見張っているというわけではありません。
それは、子どもに興味をもつことから始まります。
例えば、自分とのかかわりの中だったり、友達関係のやりとりにだったりします。
そして、親は「子どもの見えないふるまいを、観察しておくことが大切」ともいわれています。
例えば、子どもの顔つきや、目の輝きを観察することだったりします。
具体的なものとしては、子どもの視線が落ち着きのない動きをしてはいないか、などです。
子どもが心の中に、心配事を抱えている場合は何らかの変化を感じられるようになります。
「食欲はあるかな?」とか、「最近、ご飯あまり食べてないけど何かあったのかな」など普段の食事のときと見比べてみましょう。
きちんと子どもの様子を見ることで、親は慌てずに子どもを見守ることができる
子どもの中で、何か問題点があったとしても、いずれかが十分に満足していれば、自分で解決して乗り越えることができると考えてよいでしょう。
そして、こういう時に親は、少しの間様子をみるようにします。
子どもに、もしも何か起きたとしても、親はきちんとした観察が出来ていれば、きっと動揺したりせず、冷静な気持ちでいられるはずです。
ただ、ずっと近くにいることや、いつも一緒に過ごすことが、子どもを大切にしているという訳ではないのです。
離れていても、いつも目を離さないこと、子どもに変わりなく「興味をもっていなさい」ということでもあるでしょう。
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