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~母親だって、自我があります~
子どもを妊娠した時点で、女性は母親になります。
自分のお腹の中で十月十日もの間、大事に育て自分の分身のように思い、子どもの痛みや喜びを、自分のこととして感じることが出来る、そんな能力を持っていると言います。
でも産んだからといって、突然全てを母親モードに変えることは難しいことで、やっぱり努力して少しずつ子ども中心の生活に、慣れて行くのだと思います。
否が応でも、そうせざるをえなくなる訳で・・トイレだって行きたい時に行けない事も少なくありません。
赤ちゃんの頃は、特に初めてのことだらけで、試行錯誤しているとあっという間に一日が終わってしまい、寝かしつけた後も長く続く睡眠不足や疲れのせいで自分の趣味の時間をとろうとはなかなか思えません。
それよりも寝たい、コーヒー一杯だけでも飲んでほっとしたいというくらいのもので・・でも子どもが少し大きくなってきて生活リズムがちゃんと出来始めると、母親にも気持ちと時間の余裕が出来てきてます。
自分のために時間を使いたいとか、今まで諦めていたけどやってみたいなんて思い始めます。
母親は、子どもを預けて自分の時間をもつ事に、後ろめたさを感じる人は少なくないと思います。
爪をきれいにしたり、髪をきれいに巻いたりするだけでも、「子どもを放って置いて自分にばかり時間をかけて・・」と言われているのではと、周りの目もすごく気になります。
やっぱりみんな周りに、良い母親だと思われたいのが本心ですよね。
子どもにとって母親というのが、特別な存在であることは十分にわかっています。
信頼しているからこそ、本気でぶつかってくるし、大事なところは母親でないとダメなこともあります。
だからこそ、母親であることの喜びも感じるけれど、同時に父親や周りの人たちよりも多くのストレスを抱えています。
逃げ場がなくて、しんどくなることだって多々あります。
~母親も、自分の時間がほしいですよね~
そんな時に、子どもから少し離れて自分の時間を楽しむことの、どこが責められるんでしょうか。
きれいになった爪をふと眺める・・たったそれだけで心が満たされるしまた頑張れるものです。
周りから見たら、いつも一生懸命子育てと向き合っている母親ですから、大したことないのです。
子育てだって、いつまでも続くものじゃないんだから今しなくても・・振り返れば、一瞬のことと子育てを終えた先輩は思うかもしれないけれど、母親だって子どもと同じで今を生きています。
私の最近の楽しみは、子どもたちを寝かしつけて主人に留守をお願いしてから、友だちと近くの温泉に出掛けていっぱいお喋りをすることです。
上手にストレス発散しながら伸び伸びと育児をしたいものです。
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