~上の子は、わがまま?~
年子の育児の場合、上の子がわがままになってしまって困るなどの意見があるかもしれませんが、これはわがままに感じるようで子供なりの気持ちの表現だと思います。
小さい赤ちゃんが家にやってきたその日から、上の子にとってはママを独り占めできなくなる上に、自分に構える時間が減ったということを子供ながらに感じています。
上の子として、しっかりしなければと思う気持ちもありますが、まだまだ甘えたい盛りです。
そんな時に、下の子を構ってばかりいて上の子の要求には応えられないということになれば、親への対抗心で意思表示をしたことが、親にとってはわがままと感じられるかもしれません。
しかしながら、そういう時こそしっかりと上の子を構ってほしいのです。
親がわがままと感じる行動は、子供からすると親を困らせようとする現れだと思います。
親がまず、上の子のサインをしっかりと見逃さないことに気を付けて欲しいです。
また、こうした子供にさせないためにも、いくつか 育児のポイントがあります。
~我慢している上の子を優先させてあげる事も大切です~
まず、育児する上でしっかりと上の子を優先してあげることです。
上の子を優先してあげることで、自分が優位に立てていると感じます。
これはおやつや食事の順番などで気を付けるといいかもしれません。
また、おやつを食べる時には、「下の子にも分けてあげてね」と伝えてあげるとしっかりとお世話する気持ちも芽生えます。
子供ながらに自分がお兄ちゃん・お姉ちゃんだということを理解するはずです。
~上の子との抱っこ時間を楽しみましょう~
それに加え、上の子の抱っこにはしっかりと応えてあげることです。
上の子は抱っこして欲しいときに我慢していることが多いはずです。
こうした我慢が、親に対する対抗心になりますので、しっかりと抱っこの要求には応えてあげて欲しいと思います。
そして、下の子が寝ている間などは上の子との時間をしっかりと楽しむということです。
上の子は、我慢ばかりして育ちますので、下の子が寝ている時こそがチャンスです・しっかりと上の子と二人きりの時間を楽しんであげましょう。
こうすることで、親自身が上の子に対してわがままな子とは感じなくなると思います。
~さいごに~
不思議なことに親がしてきたことは必ず子供も返してきてくれます。
親が育児で愛情を注げば、その愛情をしっかりと愛情で返してくれるということを理解しておきましょう。
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