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社会や会社に対して感じている父親の不満が戦い争う夫婦の原因
夫婦間で対立した時に、上手く解決できなかったりするとその腹いせを子どもに向けることでバランスをとろうとする親がいます。
こういった家庭では、日頃から夫婦で何か協力しあったりといったことはありません。
また、家にいても心からくつろげるということもないのです。
母親が家庭や子育てのことをそつなくこなしていても、こういった父親は奥さんを褒めたりすることはありません。
それは、奥さんを憎く思う気持ちが強いからです。それでいて離れらません。
どうしても妻と直接は対決できない。そのかわりに、妻を軽蔑していくのです。
直接は対決しないが、軽蔑する言葉はいくらでも出てくるのです。
これでは妻は堪えきれません。
また、そうした不満の感情は自分の母親にはき出すことで安心します。
それは「妻はダメな人」と告げ口をすることで安心感が得られるからです。
自分が充実している父親はこういった皮肉を妻にはいいません。
充実していないからこそ、妻を軽蔑することで自分に不足した感情を補っているのです。
こうした父親は、社会や会社などに不満を感じていることが多いのです。
そうしたものが、夫婦間にも影響していきます。
親密性が高まることなく「戦い争ってしまう夫婦」となり現われてくるのです。
両親が戦い争っていると子どもは毎日不安定な気持ちを持ち続ける
こういった「夫婦が戦い争ってしまう」のを横目で見ている子どもは、とても不安定な気持ちをもって毎日を生きていくことになります。
そして、自分の思うとおりにならない両親に対して心が落ち着かず、ムシャクシャした感情を抱くようになっていくのです。
また、自分のことを毛嫌いするようにもなっていきます。
さらにはそのことで自分のマイナスの感情をどう出していいのか分からなくなってしまうのです。
結果、本当に好きなものさえも分からなくなるのです。
その感情が繰り返していくと、物事に対してやってやろうといった積極的なエネルギーは失われていきます。
そのためにいつまでも疲れがとれなくなります。
子どもの元気な姿が見たいならば、父親はすぐさま妻を軽蔑するをやめることです。
夫婦で心が一つになれるように、お互いを譲り合いましょう。
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