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安らげない子どもの向こう側には苛立ちをコントロールできない親がいる
安らぎの時間を、持つことが出来ない子どもは、行動することで、気掛かりな事や、心の葛藤をかき消そうしています。
子どもに、お菓子などの糖分をあげすぎたり、余計な干渉をする親に育てられると、穏やかでいられない子どもに育ちます。
しかしながら、余計な干渉をする親はというと、子どもが理由で、苛立っているわけではないのです。
苛立ちの感情は、事実から逃避している親に本当の理由があるのです。
それは、つらいこと怖いことが、溜まりに溜まってしまい、どうしようもなくなった感情がさせるものでもあります。
もう今の自分では、「片付けられない」とか、「せかされてイヤだ」といった類の感情です。
そのように、溜まっていた感情を子どもに当てて、解決しようとしていたのです。
このような、親のエゴイスティックな感情が、「家で安らげない子ども」にしているのです。
こういった感情を抱える親は、何をすればいいのでしょうか?
焦りが苛立ちを生む
まず親は、焦らないことです。今悩んでいることを、早急に片づけようとしないことです。
そのわけは、親が「何がなんでも、片付けよう」と思うことで、恐れが広がって、苛立ちの感情になるからです。
それには、親が自分の心を確立することです。親は決意を固めて、志をもつことです。
「なんとかなるわ」という、ふてぶてしい態度をとることも、ときどきは、いいでしょう。
そして、今の時間、今日一日を、大切に生きることです。
それでも、苛立つ感情があるならば、それは、「今出てきた感情ではない」と、確認してみてください。
というのは、大概が子どもの時期から、気付かない間に重なりあってきた、心の問題なのです。
ですから、あまり行動せずに、干渉しないことです。そして、今日一日を、子どもと楽しく過ごしてください。
とは言っても、親もいきなりこのようにするのは、難しいものです。
そのような時には、「この子にとって、私が元気でいることが幸せなんだ」と思うようにしましょう。
親が元気なのは、子どももうれしいからです。
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