妊娠中の注意点、妊婦として気をつけなければならないこと | ママ必見!妊娠・出産準備・産後の悩み相談室bsYOU_DSC_0834

妊婦として知っておきたい、気をつけたいこと

妊婦さんは、自分の体の中で1個の命を育て、生み出すという大仕事をしなければなりません。

そのためには心穏やかに日常生活を送ることが何よりですが、ちょっと神経質なほどに「 やめておいたほうがいいこと」もたくさんあります。

例えば、自転車に乗ること。お腹が徐々に大きくなってくるとなおのことですが、体自体が不安定な上に、不安定な乗り物に乗るのはやめた方がいいでしょう。

転ぶようなことがあったら一大事。ふだんはちょっとしたかすり傷で済むような転倒であっても、下手をしたら流産してしまいます。

また、お刺身、生ハム、火のよく通っていない肉類は食べないようにしましょう。これは細菌感染のリスクを避けるためです。

同じ理由で生卵にも慎重になるべきでしょう。殻にはサルモネラ菌があると言われています。どうしても食べたいときは、採卵から間がない新鮮なものを選んでください。

また、ちょっとしキーワードとして、リステリア菌という言葉も覚えておきたいところです。この菌は生ハムだけでなく、スモークサーモン、ナチュラルチーズなどに存在すると思われます。

カルシウムも摂れ、ちょっとしたおやつにぴったりのチーズですが、妊娠中はプロセスチーズにしておきましょう。

転倒が心配な自転車、また乗り物ということでは、眠くなりやすいので自動車の運転もできる限りしない方がいいなどとはよくいわれますし、

生物は、特に暑くなる季節などですと、妊婦さんだけでなく、抵抗力の弱い子どもやお年寄りは避けるべきだとよく言われるので、御存知か、知らなくても比較的想像がつく範囲ではないかと思います。

気温の高くなる季節でも、体を冷やさないようにというあたりも、何となくご納得いただけるかと思います。腹巻、靴下などを便利に活用してください。

また、最近では美容と健康のためにリンパ液の流れをよくするなどの目的で、夏でも湯たんぽを活用している女性も多いといいます。

これは妊娠をきっかけに取り入れてもいい生活習慣かもしれません。血流をスムーズにすることで、胎盤に栄養を行きわたらせる作用もありますから、いいことずくめです。

また、血流をよくするためには、立ちっ放しの姿勢をとらないように注意しましょう。

仕事や公共交通機関の利用中など、ままならない場面もあるでしょうが、休憩中はどこかに腰かけてゆっくり休む、電車やバスの中で座れそうなときは座らせてもらうなどを心掛けてください。

公共交通機関内では、ただし、我席に席をぶんどれということではなく、「座れそうなら優先席でもためらわずに座らせてもらう、譲ってもらったらお礼を言って快く座らせてもらう」程度で結構です。

最後に、ちょっと意外かもしれないNGポイントをお知らせします。

それは何と低脂肪ヨーグルト

乳製品は健康にいいイメージですし、ましてや脂肪の過剰摂取にならないように低脂肪ならなおよいのではと考えがちですが、

実はアレルギーに対抗する物質が、乳製品の脂肪に含まれている可能性があることが、最近の研究でわかっているのだといいます。

低脂肪ヨーグルトを食べていた妊婦さんの産んだ赤ちゃんは、花粉症になったり、喘息の症状が出たりする可能性が高いのだとか。

胎児の免疫システムをうまく構成するために、多少カロリーが高くても、ごく普通のヨーグルトを召しあがった方が安全でおいしいのです。

いろいろと考え出すと、少々面倒くさいこともあるかもしれませんが、どれも日常生活で「ちょっと気をつけたいこと」です。

自分も赤ちゃんも健やかに」を合言葉に、ちょっと頑張ってみましょう。



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