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育児体験談 早産児は風邪に要注意!RSウィルスには予防接種『シナジス』を
次男は8カ月で産まれてしまった早産児です。
3才になる現在も体は小さめです。
風邪をひくと咳が酷くなりやすく、ゼーゼーしやすいので少し気をつけてあげなければいけません。
出産後、毎日NICU(新生児集中治療室)に入院している次男へ母乳を届けていたのはとても良い思い出です。
そのNICUに入院している間、看護師さんから早産児が気をつけなければならないことを色々と教えて頂きました。
早産児にとって命取りになることもある『RSウィルス』
その一つが「咳」なのです。
早産児は5~6才くらいまで同年代の子よりも気管が弱いそうで、咳がなかなか治らなかったり、時に入院しなければならないほど重症化してしまうこともあるそうなのです。
次男もやはり気管が弱く、風邪の治りかけに咳が酷くなる傾向があります。
大人の普通の風邪も、早産の赤ちゃんにうつると危険なこともあるのです。
秋~冬にかけて流行する『RSウィルス』というものは早産児にとって命取りになることもあるくらい怖い感染症です。
児童や大人が感染すると普通の風邪で終わりますが、赤ちゃんや早産児がかかると稀に重症化し肺炎や気管支炎を引き起こし入院しなければならないこともあるのです。
早産児は予防接種『シナジス』を受ける事ができる
ですから、そういったリスクが高い早産児はRSウィルスから守るために特殊な予防接種を受ける事ができます。
それが『シナジス』という予防接種です。
普通に接種しようとしたら、一回約15万円×6ヶ月分(RSウィルスの流行期間)となり、かなり高額になってしまいます。
しかし、下記の条件に当てはまる赤ちゃん保険適用で受けることができるのです。
・在胎期間(赤ちゃんがお腹にいた期間)が28週以下で、RSウィルス流行開始時に生後12か月以下の赤ちゃん
・在胎期間29~35週以下で、RSウィルス流行開始時に生後24か月以下の赤ちゃん
これらに当てはまる赤ちゃんは、保険適用で接種することができます。
「え~ずるい!」なんて声も上がりそうですが…。
それだけ早産の赤ちゃんはリスクがあるということなのです。
次男もこの条件に当てはまっていたので、シナジスを毎月一回接種していた時期がありました。
体重によって投与するワクチンの量が変わってくるので、大きめな赤ちゃんは2本注射の跡があったり…。
次男を早産で産んでしまい、今でもたまに後悔することがあります。
しかし、こういったワクチンはもちろん、日々の生活習慣等で風邪ひかないような体づくりができたらイイですね!
ちなみに、早産児の気管支は喘息とは違い、いくら体を鍛えても強くなるようなものではないそうです。
体の成長と共に強くなってくるものなんだそうです。
私も次男の成長を気長に待つとします(笑)
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