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リンの不足からおこる低体重児や早産児に見られる『未熟児くる病』
低体重児や早産での出産経験があるママは、もしかしたら一度は耳にしたことがあるかもしれない病名かもしれませんね。
あまり聞き慣れない「未熟児くる病」という病気。
低体重や早産で産まれた赤ちゃんは少しリスクがあり、ママは無事に大きくなるまで心配が尽きないと思います。
我が家の次男も8カ月1,133グラムで産まれた、いわゆる早産児です。
昔は2,500グラム未満で産まれた赤ちゃんを未熟児と呼んでいましたが、最近は「低出生体重児」と呼ばれています。
小さく産まれたからといって、未熟な訳ではないですもんね!(笑)
その低出生体重児の中でも、更に体重によって分類されていることをご存じでしょうか?
私は次男の早産を経験するまで全く知りませんでした。
ちなみに、1,500グラム未満で産まれた赤ちゃんを「極低出生体重児」と呼び、1,000グラム未満で産まれた赤ちゃんを「超低出生体重児」と呼びます。
ですから、我が家の次男は1,133グラムなので極低出生体重児の分類になるというわけです。
リンが不足し、骨の発育不良となる『未熟児くる病』
「ママに早く会いたい!」と少し早くママのお腹から出てきたチョットせっかち(?)な赤ちゃんは、お腹の中でママからもらうハズだった栄養を十分もらえずに出てきてしまうことがあります。
特に早産で多いのが妊娠後期での早産だそうです。
妊娠後期の胎児は、ママからカルシウムやリンをもらいます。
しかし、早く出てきてしまった赤ちゃんはこれらの栄養が不足することがあるそうです。
特にリンという栄養が不足し、骨の発育不良となってしまう…
これが『未熟児くる病』という病気です。
『未熟児くる病』の治療にはカルシウム強化ミルク
病気が見つかったら、カルシウム強化のミルクを飲ませて治療します。
この特殊なミルクは市販されていないんです!
次男も未熟児くる病予防のために、カルシウム強化ミルクを購入するよう先生から言われたことがあります。
市販されていないので、病院内のコンビニで購入するよう指示されました。
母乳は赤ちゃんの成長にとても良いとされていますが、低出生児の赤ちゃんには特に与えたいものです。
母乳に含まれているカルシウムやリンは赤ちゃんにとって吸収しやすいそうですが、完全母乳となるとどうしてもリンが欠乏しやすいんだそうです。
そこで救世主となるのが、カルシウム強化ミルクというわけなんですね。
もし未熟児くる病がわかったら、小さく産んでしまったことを決して後悔したりせず、こういった治療をすれば良くなるそうなので前向きに頑張りましょうね!
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