冷凍母乳をうまく活用するための5つのポイント
可能であれば母乳で育てたい。そんな風に考えるのは多くのお母さんに共通していることだと思います。
しかし、赤ちゃんが未熟で入院しているとき、お母さんが働かないといけないとき・・・さまざまな理由で赤ちゃんのそばにいれないときってありますよね。
そんなとき、市販のミルクに頼ってしまいがちですが、「冷凍母乳」という方法があります。
今回は、冷凍母乳について、ポイントを押さえてお話ししようと思います。
しっかりと手を洗いましょう
お母さんの手の菌が原因で熱がでてしまうこともあります。
免疫のほとんどない赤ちゃんですから、念には念をいれてくださいね。
そして、手をきれいにしたところで、母乳を入れる容器もきれいなものを使いましょう。
搾乳と冷凍
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冷凍する場合は市販の母乳パック、冷凍しない場合は普通の哺乳瓶におっぱいを入れます。
搾乳から24時間以内に赤ちゃんに与えることができる場合は、冷凍する必要がないので哺乳瓶等で大丈夫です。
冷凍する場合ですが、冷凍後一度解凍するとすぐ使い切らなければなりません。
ですから、小分けにすることがポイントです。
運搬
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母乳は温度変化にとても弱く、すぐに成分が変わってしまいます。
ですから、急激な温度変化がないように、断熱シートや発泡スチロールに入れて運搬することが大切です。
解凍
急激に解凍することは避けてください。
電子レンジや熱湯での解凍は母乳の成分が変わってしまいます。
成分が変わってしまうと、せっかく準備したおっぱいを赤ちゃんが飲んでくれない可能性もあります。
水かぬるま湯でゆっくりと解凍することが大切です。
温泉卵を作る機械なんかを利用するのもいいかもしれませんね。
哺乳
市販の粉ミルクと同じ要領です。
しっかりと人肌くらいの温度に温めてから赤ちゃんにあげてください。
冷凍母乳は安心して働くことができる!というお母さんにとってのいい点と、そばにいなくてもお母さんの母乳から安心感を得られるという赤ちゃんにとってのいい点があります。
うまく冷凍母乳を活用できるようになると便利かもしれないですね。
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