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インフルエンザ予防接種とその副反応について
毎年10月~12月になると、小児科や内科、耳鼻科等でインフルエンザの予防接種が一斉に始まります。
大人は一回の接種ですが、13歳未満の子供は一度の接種で十分に免疫がつかないので、二回接種するのが望ましいとされています。
生後6か月以上の赤ちゃんから接種可能ですが、1歳未満の効果が証明されていないのも事実です。
兄弟が多いと、予防接種の費用が多大にかかるのが悩みでもありますね(笑)
しかし予防接種しておけば、インフルエンザにかかった際の重症化を防ぐとされています。
決して「予防接種すればインフルエンザにかからない!」というわけではありませんので、ご注意を。
また、ワクチン製造の際に鶏卵を使用しているため、卵アレルギーがある子は接種できない場合があります。
かかりつけの先生とよく相談して決めましょう。
予防接種の副反応とは?
予防接種には副反応が生じることもあるのが現実です。
そもそもワクチン接種とは、
1、 ウィルスを薄めた物などを体に強制的に入れる
2、 それを異物と思わせる
3、 その異物を排除する抗体を作らせる
このような働きで免疫が作られます。
異物が入ってきたわけですから、体は防御反応を起こします。
それが「副反応」というわけです。
予防接種後の副反応に注意しましょう
副反応は10~20%の子に起こるそうです。
割合としては、10人に1~2人くらいですね。
一般的に多く見られる副反応としては…
接種した部分が腫れる、微熱、風邪っぽい症状が出る等です。
風邪との判断に迷うような症状ですが、副反応は2~3日でおさまるようです。
ごくまれに呼吸困難や血圧の低下が見られる「アナフィラキシー反応」が見られることがあります。
アレルギー反応の一種で、接種直後~30分後くらいに見られ、急速に症状が進行していきます。
ですから、接種後30分くらいはお子さんの様子をみてあげて下さいね。
私は、まだ3才だった親族をインフルエンザ脳症により亡くした経験があります。
たかがインフルエンザ、されどインフルエンザなのです。
悲しい経験をするママ達を増やさないためにも、是非予防接種を積極的に受けて欲しいと思います。
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